2006-04-23 ■ 最近、僕は、君が好きで、最近、僕は、いつも眠る。 深い夜には豊田道倫がよく似合う。 春も終わり、夏が近づいている。 だれも通らない道の真ん中で、僕は、彼の歌声の中、 少しだけすっとした気分になった。 最近、僕は、君が好きです。 うそしか言えない、と思っていた唇も、 たまにはまともに感じるときもある。 僕の部屋では無駄にドビュッシーがかかっていて、 たまに闇夜を驚かしている。 ソファにしみこんでいくピアノの音色に、 僕は何を語ればいいのだろう、おやすみ。