幻燈日記帳

認める・認めない

裸のままで by 澤部



こどもたちは不条理のループを受け入れている。
僕もその混沌と秩序の法則のなかへ。
僕もその君の深い秩序の法則のなかへ。


今日はファックな気分なので、あとはmixiを転載。


「きみはずいぶんいろんなことを知ってしまった」


モノクローム・セット病、発病。
なんなんだ、こりゃ、もう、素晴らしすぎる。
そりゃ、スパンク・ハッピーもカバーするわ。
「EINE SYMPHONIE DES GRAUENS」って彼らだったのね。


とりあえず、図書館に向かう。
モノクローム・セットのある図書館を区のページで探して、
それをお目当てとして、借りに行った。
坂の上の図書館。都営住宅のまんなかの図書館。
休日なのにひともまばらである。
駐輪場もまばらである。なんか怖い。
こどもが異様に少ない気がするのはなんでなの。
まあ、そんなことはいい。
で、無事に、「VCB」を借りることが出来た。
聴いてるけど、ライブもスタジオ盤もカッコいい。
なんてこった。本当に俺はまだまだだ。
もっとほしいの!あなたのが、もっとほしいの!!


家に帰ると寂しくなった。
風呂を掃除して、すぐにお湯を張ったが、
何故か入る気になれずに、
古本屋で買ったふるい快楽天を読んだり、
さっき借りて来たエリック・サティ
シド・バレットがいたころのピンク・フロイドなどを、
聴きながら部屋の掃除をして、しのいでいるが、
どうもこうも死にそうでいやだ。
誰か電話かメールくれ。
あのこの声が聴きたい。
あのこの言葉で聴きたい。
あのこの裸がみたい。


「音楽がないと生きていけない」
なにがじゃ。
音楽はいつお前のファッションになったんだ。
そして音楽はいつ僕が語れるほど成り下がったんだ。
音楽ってなんだ。セックスってなんだ。
俺は音楽がやりたいのか。
それともセックスがしたいのか。
多分僕は、あのこと一緒に死にたいんだと思う。


はい、ここまでが転載。
僕の日記を理解していない森田君の為に解説。


モノクローム・セットとは。
僕が昨日、「fin」というライブ盤を買って以来、
狂ったように聴いている80年代のバンド。
気持ち悪くて最高。聴け。
スパンク・ハッピーとは。
菊地成孔さんのプロジェクト、だと思う。
2期スパンクスは80年代色を色濃く出したハウス調のユニット。
セカンドがやばいので、聴け。
エリック・サティとは。
「わたしは非常に古い時代に、非常に若くこの世に出て来た」
変態作曲家。気違い作曲家。気違いのまなざしはいつも鋭いが優しい。聴け。
聴かなきゃあんたのアヌスに鳥かごをぶち込む。
ピンク・フロイドとは。
プログレッシブバンドの印象が強いこのバンドだが、
シドバレットが居たこの「夜明けの口笛吹き」というアルバムは、
サイケデリックなロックの印象を受ける。
まあ、とりあえず聴け。
「音楽がないと生きていけない」とは。
そういうコミュニティ(mixi内の集会所みたいなところ?)がある。
そのコミュニティにはなんと、6万6千人とか参加してんの。
どうして?僕は彼らがどれをどうして音楽が好きだと。
音楽がないといけないのか、という仕組みが知りたい。
僕が最近「音楽がすき」といえないのは、
そういう理由があるのだ。
俺はなにをもって音楽が好きだといえるのかが、
全く解らない状態にあるのだ。助けろ。