幻燈日記帳

認める・認めない

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小沢健二の「指さえも」を聴いている。
彼はどうしてなにも考えなくてもいいような、
狂おしい瞬間を捕らえてそれを作品に残すことが出来たのだろう。
ひょっとしたら見当違いなのかもしれないね。


志村貴子さんの青い花、という漫画を読み返している。
稲垣足穂がそうだったようなものなのだろうか。
いま同性愛というものに興味がある。
だが、それは僕がゲイになった。という訳ではない。
なぜ、女性が女性を愛することが異常なのか。
なぜ、男性と男性が愛し合うことが差別につながるのか。
そこに興味がある。


何年か前に見たような風景。
これは多分恋だ。
崩れて行く視界の中できみはだれの顔を見たんだ。
きみはだれがすきなの。
ぼくはきみがすきなの。


どんなに泣いたって誰も俺を理解しようとはしていない。
と思い込むことで孤独な自分を演じるのが、
最近は少し面白い。
本当は理解されているに決まっている。
っていうのも思い込みなんじゃないか。
って考えるともう頭の中はぐちゃぐちゃだ。
だれか手紙を下さい。電話をください。メールをください。