幻燈日記帳

認める・認めない



電車の中で福満しげゆきさんの漫画を読みながら、
スミスの「クイーン・イズ・デッド」を聴いた。
酷くいい気分になった。


池袋の駅を出る。僕は池袋が好きだ。
大都会にもなれず、片田舎にもなれない。
なんて素敵な街なんだろうか、池袋。
僕はいずれ、池袋に住みたい。
そんなことを考えながら歩いていると、
クリスマスのイルミネーションが飛び込んでくる。
恋人が欲しい。誰でも良いわけじゃないんだ。
きみじゃないとダメなんだ。きみじゃないと、だめ、なんだ。


真夜中に思い立ってAVを借りに行った。
柚木ティナ。大した事はない。


たまらない気分になってきた。
どうして僕は、こんなところにいるんだろう。
僕はあいつなんて大嫌いだ。
でも、あのこは本当に好きなんだ。
でも、本当はあのこは嫌いなんだ。


すべてがどうでもよくなる瞬間が最近ない。