幻燈日記帳

認める・認めない

カフェテラス99



豊田道倫のライブを見てきた。
豊田さんと久下さんの、
殴り合いでもあり、マッサージでもあり、
とてもショッキングで素敵なライブだった。
最後に演奏した「星」はとにかく素晴らしかった。
Hair Stylisticsのステージ、
ノイズ初体験だったけど、ある意味でとてもポップなように感じた。
でも、アンコールのときに、
「自分と似たようなものを感じたから一曲やらせてくれ」と、
いがぐり坊主の青年がいいだして、
彼のがっつきさに豊田さんも驚いただろう、ステージに登って青年はこう言った。
「21歳、童貞です。つかみはこれでオーケーかな」
僕は19歳で童貞だ。僕は彼のようにはなりたくない。僕も音楽をやっている。
豊田道倫のライブに来て、同じようなものを感じて、
なぜそれをわざわざ久下さんと豊田さんがやりあっている、
ある意味での戦場、ある意味での聖域を侵してまでそれをやりたかったんだ。
青年は歌いだした。曲のタイトルは「くそ虫」。
マイナーコードの悪い意味で純粋な曲だった。
ステージには何故かなにもやらないもうひとりの青年が立っていた。
そういうのも含めて完全にオナニーだったと思う。
もうひとりの青年は何故横でたっていたのだろうか。
もし、あの歌った青年が「心細い」とかいって連れて行った友人なら、
彼が音楽をやる意味はあるのだろうか、と本気で思う。
音楽はオナニーというよりも、いつもセックスだと思う。
何故感情をぶつけるのか。何故指が痛むのか。
それを考えたらオナニーはやりずらい。音に挿入するのだ。
本当は僕があの場所に立って豊田さんのテレキャスターで、
「スミレとヘルメット」を歌いたかった。
っつーか、人のワンマンであんなことやるか、普通。
空気の読めない童貞はあれほどまでにダメなものなのか。
そして歌った彼は例えば僕にこういう公の場でこういうこと書かれてもいい。
という覚悟はあったのだろうか。青年は名前を名乗っていただろうか。


今日はスカートの練習だった。
2時間スタジオに入る。4回目の練習だったけど、すごく気持ちいい演奏。
乞うご期待。