幻燈日記帳

認める・認めない

スカート7thLive@LIVE HOUSE LOOp



先日、ライブがありました。
スカートはどうなるんでしょうか。
以下、セットリストと感想と動画。


1 花百景
思い出の色をした/甘いことばからにじんでいるよ/何が欲しい/砂になってしまった/そんなことばさえ気付いているよ/これまで/悪い夢を見てたんだ/ミントをかじったら/いろいろ溢れてくるけれど/手の中で数えた/どんなことばより近づいていくよ/君のそばへ//怖い夢を見てたのか/部屋を片付けたら/ここには何一つなくても/面影の色をした/暗いことばまで思っているよ/君が欲しい/ラララ/ラララ/ラララ
2 SF
髪を解き/靴ひもがゆれる/聴こえないフリをしても/彼や君の言葉が凍りつく/気付かないだけか?/僕にもきっと/触れる日が来る/しがみつくのならば/忘れるのを選ぶさ/河を渡るいくつもの声/遊ぼう(やめよう)/君の待つ方へ/熱を放つのだろう/あの星の傍まで行けたら/ごらん/月に消えて/忘れられもしないさ/河を渡るいくつもの声
3 彗星問答
ハローハロー/雨ですべる歩道橋/役にたたない傘/腕から手のひらにかけての/それまでがながれていく/のは?/火を灯すように眠れたらいいのに/「ハローハロー」/光は円をなでて/ソファは弧を描く/肩からこめかみにかけての残酷さ/背中の痛み/ああ/電話も通じない/ちりばめて/あしらった/ゼリービーンズの嵐/ほどく鍵は?/めくばせは?/だってほら今/だって/ほら/今/ハローハロー/草臥れた本の中/昔のことだけど/秘密にしたかったことばかりだ!/これからは/きっとこれからは///…///燃やすように/笑えたらいいだろ/ちらばって/抜け出した/酷い後悔の嵐!/行く先は/目的は?/だってほら今/だっ/てほ/ら今!/!
4 文学療法
透き通る手と足/そこらじゅう散らばって/あしおとで気付くのさ/ほうき星つくって/楽しそうにうたってる/感覚でわかるのさ!/階段のところには/ピアノの影が踊る/まちぶせかまちあわせ/ふたりの嘘を計る/こんなんでいいの?/こんなんじゃもう悲しいよ?/その通りでいいの?/こんなんじゃもう悲しいけれど悪くない!/伸びきった手と足
5 すごくいい日
すべ/てが/よく/みえる/とき/どき/こわ/くなる/ラタ/ラッタ/うたを/うたい/順調な迂回路/もし/君/がこ/こまで/知っ/てる/とし/たなら/それ/はちょ/っとま/ずいね/そんなんじゃないぜ/あっ/でも/僕/はど/うだろ/気に/して/いる/のかな/笑っ/てく/れる/のなら/そんなんがいいぜ/きみになるには/なにをすればいいんだ/理想のセンチメンタル/思い出せないや/これから先どこいくの/すべ/だけ/じゃど/うにも/やり/きれ/ない/ものか/もう/いやに/なっ/てきた/どうしようもないね/でも/君/はど/うだろ/そこ/まで/いけ/るかな/ラタ/ラッタ/うたを/こわし/そんなんでも/ぼくはいつでも/考えているよ/驚愕のセンチメンタル!/まだ足りないみたいだ/これから先どうしよう
6 雨の音がきこえる
ずっとここにいたのね/甘い煙草ですっときめて/気にもとめないことかな/赤いピアスをそっと取った/慣れないことばかりで/もっていかれそうだけれど/おおう、おおう、おおおー/ああもうやだ!/ああもう!こんな!!/少しだけ怖くなってしまうんだよ!/ああもうやだ/窓越しで見た/君の後ろ姿?/もう嘘はつけない/重いギターで線をひいて/からくりは解けない/返事帰ってくるの/ま/つ
7 百万年のピクニック      
頬の向こうに/船が過ぎる/問いかけのような 空が消える/風下に立って/袖が膨らんで/防波堤の先/窓がみえる/伸びていく影/元に戻せる/手段はもうない/波は低く/声も弱い/気まぐれにしたって/できすぎてるよ/肩の向こうに/街がみえる/歩き続けたら/こんなにも遠く/なってしまうものか/街の向こうで/雨が煙る            
8 タイトルなしの新曲
だらしなく雨が降る/また降る/肩が煤けていく/枯れてしまって路傍に立ち尽くす/君に言えないけど/風が強くなって/微笑む/嘲るように何度でも試すさ/「いやなことをいうのね、わかったよ」/手を広げたらいつでも戻るよ/(忘れないでいてよね/これからつまらないことも/繋がっていくのか)/頼りない影の日々/この日々/水たまりを避けて/小さな嘘で繋ぐ/この声/そばにいるような気がするよ/煙の中を泳ぐ水を跳ね/バスを見送って/閉じた傘の隙間を抜けて/息があがっていく/頼りない影の日々/この声/そばにいるような気がするよ
9 箱庭
少ししたら戻る/僕らの世界には/約束はなくなって/意味なく歳をとる/悪い人間の手の中/策略の罠の中/法律の枠の中/ラジオ線の中/怖い夢の籠の中/やわらかな声の中/僕や君の目の中/レコードの溝の中
10 魔女
傷をかばいながら/本を燃やしながら/羊たちはうたう/光をここにあつめて/もう二度と逢えなくても/思い出せないように/窓を開けたら/また風が吹き込んでしまうから/はじめからやりなおさなきゃ/月の光に邪魔をされて/花や星の色のうたう声は/明るくて/動物たちも/ビルや森も/僕たちより/うまく出来ているね/もう少し悪い人になれたらいいのに/文字を砂に変えて/わかるだろ/梯子に腰をかけて/怖い呪文となえて/このままでは困る/と思ってたんだ/けど/な/あ


と、いうわけで先日のライブでは、全10曲演奏しました。
いままでで一番曲数の少ないライブでした。
一曲目で弦が切れたり、和田礼加が脱退したりと、
スカートらしいトラブルの連続のライブでしたが、
みにきてくれた皆さん、ありがとうございました。
ノルマは2000円のチケット×15枚で3万だったのですが、
安い値段設定にして、人を呼んだら、赤字になりました。
澤部渡:guitar, vocal, micro korg, skirt
武苅祥太:bass
和田礼加:drums
熊谷耕自:guitar, micro korg
熊谷知華;chorus, vocal
このメンバーでのスカートはもう二度とやりません。
9曲目が終わったあとに、和田礼加が、
我々になにも事前の連絡なく脱退したからです。
僕たちは、その日のライブは完全に道化です。
ライブもなにもあったもんじゃない。やった気がしません。
礼加さんは、今は顔も見たくないくらい怒り狂っていますが、
(これでもだいぶ落ち着いて来た方です)
落ち着いたらまた是非話したい面白い人です。
と、いうことで「遭難フリーター」監督、岩淵弘樹が、
ライブを撮影、YouTubeにアップしてくれたので、
観たい人は観てみてください。
http://jp.youtube.com/watch?v=F4tfteDJBTk