幻燈日記帳

認める・認めない

ヴォーリューム無視



iTunesでDave Frishbergを聴いている。Song book Vol.1と2からの寄せ集め盤である、Classicsというアルバム。Vol.2で聴ける、すごくカッコいい「The Wheelers And Dealers」という曲が割愛されているのがとても謎。彼の曲は落ち着く所に落ち着かないところがいい。畑は違えどXTCなんかと似ている気がしてならない。スウィンギーに朗々と歌っているけれどもとても複雑な曲だ。「My Attorney Bernie」とかも最高だけれども、もうちょっとちゃんとしたマスタリングしたらもっと良くきこえるだろう。


デイブ・フリッシュバーグ続きでもうひとつ。ブロッサム・ディアリーの「Touch The Hand Of Love」という曲を最近よく聴いている。彼女が1977年に出した「Winchester In Apple Blossom Time」というアルバムの曲。作曲はブロッサム自身。このアルバムはジャケットが白くて、細く薄い茶色のペンでソファが描かれている。それだけ、といえば、それだけだけれども、それだけ、というものは、価値がある。音もシンプルで、ピアノの音も極上だ。歌詞の内容は僕は頭がよろしくないので解らないのだけれども、なぜか泣けてくる。音楽に国境はあっても、音楽は条件さえ合えば、どうとでも言える気がする。


11月1日に、神奈川県新百合ケ丘にある昭和音楽大学の学園祭でライブをやります。詳細がわかったら、サイトなりブログなり、書きますね。最近はあんまり更新していないからか、ブログへの反応がなくて寂しいです。友達が欲しいです。