幻燈日記帳

認める・認めない

大阪



勿体ないのでmixiに書いたのを転載。続きはまだ書いていません。明日あたりに書けたらいいなあ。


http://insectkids.exblog.jp/
を併用するとより生々しく追体験


起きたのは確か早朝の4時半。
楽しみにしていたからか、すっきり起きれた。
寒い朝をやり過ごす為に麦茶をレンジで温めて飲んだ。
荷物のチェックを済ませ、聴きたいCDを選んで、暗いCDは外して、
眠くなりそうなCDも取っ払って、全部準備オッケー。
勇んで車に乗り込んだのは5時30分くらい。集合は中野で6時。
環七が少しだけ詰まっていて、10分くらい遅れてしまった。
無事に昆虫キッズメンバーと世話焼き係の熊谷耕自と、
撮影の岩淵弘樹の合計7人でカーナビにしたがいながら西へ向かった。
街はまだ青白い感じで、何かが始まりそうな、
まるでロードムービーの最初のような気分が、
スピッツの「三日月ロック」というレコードで加速するのであった。
高速道路に乗っかって、車は順調に進んでいって、
1時間半くらい走り、談合坂のサービスエリアで朝食を摂った。
4時間くらい走った後、岩淵さんと運転を代わってもらう。
代わった後に雪が降り出した。
雪道を走った事なかったので丁度いいタイミングだった。
雪がやんで、しばらくしてから、また運転を代わる。
どこで代わったかは覚えていない。そこからは大阪まで運転。
後半間違えて一般道に降りてしまったりしたけど、
なんとか無事にムジカジャポニカに到着。
怖そうな車が置いてあるところが駐車場だと言われる。
車を停めて楽器を降ろしてムジカに詰め込む。
思ったよりも小さいところだった。
赤い色とグレイトフル・デッド関連グッズが所々に散りばめられた、
ある意味では無善寺みたいな空間だった。
しばらくすると豊田さんも合流してリハーサル。
最初は昆虫キッズがリハーサルを始めるが、
どうやら高橋君のエフェクターの調子が良くないみたいだ。
ひとつのエフェクターに原因があったみたいだけれども、
電池を抜いて電源だけにしたら元に戻ったらしい。
豊田さんとも音のチェックをする。
僕も佐久間さんの持って来たカオシレーターの調整。
チューニングが上手くいかなかった。
リハーサルを終えて豊田昆虫クルーで、
豊田さんおすすめのうどん屋でうどんとかやくご飯を食べた。
しばらく街を歩く。大阪の街がなんか怖いのは、
車のナンバーに「なにわ」とひらがなで書いてあるからではないか、
と思った。宗教関係の施設もいくつか見た。


ステージが始まる。最初は昆虫キッズ。
僕は舞台の狭さから、タンバリンでの出演は無しに。
本番直前の4人は結構緊張していたみたいだった。
大阪の真剣なリスナーに投げつける新しい形のシティーロックは、
大阪の真剣なリスナーにはどうやって響いたのか。
ブログで昆虫キッズで検索していたら、
「メッセージソングが多い印象を受けました」という内容も。
大阪の真剣なリスナーはそんなに真剣じゃないのかもしれない。


続いて豊田道倫ソロ。
短めのセットで来年発売されるアルバム、
「バイブル」から新曲ばかりやっていた。
「おまんこちゃん」を聴いて、はじめていいと思えた。
ホームタウンだからかMC絶好調。


最後は豊田道倫with昆虫キッズ。
序盤4曲はステージを終えたばかりの豊田さんと、
昆虫キッズの演奏が上手く噛み合っていなかったが、
5曲目の「抱っこ先生」以降は恐怖すら感じるロックンロールショウ。
昆虫キッズの怖いところは、というと、
狂気と可愛らしさのバランスがすごくいいのだ。
それは外見だけのことではなくて、
音楽面でのはなしで可愛らしさは強調されていると思う。
長くなるから書かないけど。