幻燈日記帳

認める・認めない

 ものを投げるなや



14日
レコ発をどうするべきかを真剣に考えだして、
うわー、このハコじゃ広過ぎる!
でもあのハコじゃ身の丈に合いすぎていてお祭り感ゼロ!
とかいいながらどうしようこうしようなんて考えていたら、
そこは迷宮というなの諦め。辛い気持ちになる。
某バンドのマスタリングのため某所へいく。
凄まじい作品になった。
camera-stlyo(カメラ=万年筆)のファーストアルバムは、
2/22発売予定です。
打ち上げでシースーを食べて、
ガストで壊滅的なお茶をして(カメ万のふたりは二日間ねてないそうだ)、
終電近くに帰った。


15日
起きてなにをする訳でもなく、だらだらと昼食を摂った。
少し早めに家を出たのは欲しい漫画と、
CDを梱包するためのビニールを買いにいくため。
新宿線の改札を抜けて、すぐ正面にある階段を昇っていくと、
あら不思議、左手にはとらのあながある。
COMIC ZINにお世話になっている僕でも、
長月みそかさんの「少女素数」3巻特典の小冊子は見逃せなかった。
お目当ての漫画を買って店を出る。
大きい交差点を渡って、寒いのでルミネの中に入る。
エスカレータに乗って、小田急の改札の前を通り、
JR改札も過ぎる。いつもドアの開け閉めで苦労する、
ルミネへ入って、またすぐに出る。
エスカレータを駆け下り、喫煙所を横目にやって、
パチンコ屋と定食屋の間へ入る。
ひとつめのゲームセンターを通り過ぎ、
ふたつめのゲームセンターの手前で右に曲がる。
かぼちゃのグラタンの看板が目に入るが、通り過ぎる。
楽器屋にフラッと入ったら、リッケンバッカーの360、
赤いかわいいやつが置いてあった。
値札は下がっていなかった。
動いている店員はロック兄ちゃんとエフェクターの回路の話をしていて、
ギターの値段を気にしているぼくには注意がいっていないようだった。
パソコンとにらめっこしている人も居たのでその人に声をかけて、
あのギターいくらですか?と訊ねてみると、
クリアファイルに入った紙を見ながら、
「…24万円ですね。限定カラーなんで、珍しいですよ」と教えてくれた。
そうですか、試し弾きする気力も失せて店を出た。
店を出て左側へ曲がる。
家具屋に突き当たるのでまた左へ曲がる。十字路を右に曲がる。
中華料理屋の前を通り、ディスクユニオン本館にたどり着いた。
セールをやっているらしいが、あいにくお金がないので、
お目当てのCDを梱包するためのビニールを買う。
ストーリーの梱包作業のときに、
ビニールにほんの少しの大きさの誤差があって、
1100枚買ったビニールのうち、400枚はCDが入らなかった、ということがあった。
1枚入らないとそのパックは全部入らないのだ。
その悲劇を繰り返さないために1度店員さんに訊いて、
大きさが合うか試してから買うことにしている。
店員さんともすっかり顔なじみになってしまった感があって申し訳ない。
在庫であった500枚は全部入ったので、すべて購入。領収書を切ってもらった。
来た道を戻り京王線に乗る。
電車の中でさっき買った少女素数を読んでいく。
いままでは「かわいい」ありきで物語が進んでいた印象があったのだけど、
物語に「かわいい」が乗っかっていて実にいいです。
明大前で渋谷方向の電車に乗り換える。
新代田のホームに降りてエスカレーターに乗る。
改札を通っていつも気になるお菓子バーのお店を眺めながらFEVERヘ。
住所不定無職のレコ発ですのよ。
イルリメさんのライブがいきなりすごかった。
「真ん中あけてもらってもいいかな」と言って客席の真ん中でライブが始まる。
文句なしに楽しくて「元気でやってるのかい?」〜「トリミング」がほろりと来る。
「元気でやってるのかい?」なんて楽しいんだけどむちゃむちゃ切なくなる。
住所不定無職のステージは堂々としていて痛快だった。
「123」なんかヨーコさんがずっと半音間違えて演奏していて、
それでもカッコいい、ずっこけるんだけど、カッコいい。
日記を書くことにさすがに疲れてきた。
とらを出てからユニオンにいくまでどうやっていったかなんて書くんじゃなかった。
イルリメさんと少しお話させてもらって楽しかった。
今年の目標はTHE ZOMBIES子ちゃんをゾンちゃんと呼ぶことにしました。
FEVERを出て、渋谷まで出る。池袋まで出て、東上線東武練馬まで。
そこから30分くらい歩いて三田線の駐輪場まで自転車を取りにいった。
家についたら2時近かった。


16日
軽くギターを触ってちょっと文字を書いたりする。
何回かやるんだけどうまいことかけない。やりなおし。
少し早めに家を出て小川町の網十というお店でうどんを食べる。
新宿線に乗って新宿まで出てZINを冷やかす。
ジャッキーチェン物語という衝撃の漫画を購入してスタジオへ。
pop鈴木さんとリハーサル。新曲だけ用意してスタジオ入り。
なにをやるかも決めないで3時間のスタジオでどの曲をやるかとかを決めた。
休憩取ったらスタジオのTVであるシンガーの曲が流れていたので、
その人のデビューアルバムの曲から1曲やることにしたり、
バンドだったらこれ絶対できないだろうなーというのが楽しい。
充実したリハーサルを終え、ポップさんとふたりで交差点で信号待ちをしていたら、
対岸の方の道路の真ん中で人が倒れていた。
車が動きだしてみんな気がついて、サラリーマンの男性が倒れている男性を、
安全な歩道に担ぎ込んだのが見えた。
近くに居た女性が携帯電話で話している。おそらく119番だ。
あまりにも突然のことでどうにも気持ちが落ち着かなかったし、
「えっと、じゃあここで。おつかれさまでした」と言える状況ではなかったので、
もしかして野次馬なんじゃないか、と思いながらも様子を見に行った。
倒れた男性はどうやら酔っぱらいらしいが、
頭を打ったりしているんじゃないか、ということで救急車で搬送されていった。
状況を回りに居た人達に救急隊員が確認していたのだけど、
その場に居た人のだれも、どうしてその男性があそこで倒れていたかわからない。
気がついたら倒れていた、ということだった。
倒れていた人も搬送されたし、救急隊員も居なくなってしまったので、
なんだかぼんやりした気持ちのまま自転車で来たポップさんとは別れ、新宿駅に向かった。
途中で録音したリハーサルの音を聴いた。
自分で言うのはなんですが冬の寒いときに聴きたくなるようなライブになりそうです。
1/19の下北沢THREEで待っています。詳細はこちらからどうぞ。
http://flavors.me/skirtskirtskirt 「ジュルスケ」から見れます。


17日
今日はバイトでした。