幻燈日記帳

認める・認めない

ナイーヴ



18日
翌日に控えたライブで演奏する予定の新曲の歌詞が出来ていなくて、
一日中缶詰になって作業しようとしていたのだけど、
昼間のうちはレコードで音楽を聴いたりしてしまって、
歌詞を考えもしなかった。
夜になってやっと考えだす。
昔の一行メモみたいなのから拾い上げるフレーズもちらほら。
3時過ぎまでやって4時にはようやく眠れた。


19日
年末にインタビューしてもらったCDJ-tokyoさんのメルマガに、
ストーリー発売に関してのインタビューが掲載されました。
よければ読んでみてください。
松永さんのインタビューは現在僕が確認中で、
「これはちょっと言い過ぎた…」という部分があったりするので調整中です。
http://archive.mag2.com/0000002108/index.html
下北沢へ向かって、リハーサルをする。
これが実に素晴らしいリハーサルで、
この高揚感は以前のDV Fesの時のリハでもあった高揚感だ。
ということは人生ベストアクトのうちの上位に入るやつを、
またリハーサルでやってしまったというわけだった。
リハーサルを終えて新宿ユニオンでビニールを買いにいく。
もうここまでだったらもう1セットずつ入るかどうか試さなくてもいいかなー
なんて思っていたんだけど、やっぱり試してみた。
今回は入らないやつがあったりして勢いで買わなくてよかったーと思いました。
下北沢に戻って本番。セットリストは以下の通り。
1. 新曲
2. ストーリー
3. S.F.
4. ひこうき雲荒井由実
5. セブンスター
6. ねじ
7. 愛情
8. だれかれ
9. スウィッチ
10. 魔女
リハーサル通りにはいかないというのはわかっていたけど、
それ以上にいろいろありすぎて心が完全に折れたライブになりました。
あまりにも落ち込んで日記にいろいろ書いて、
こりゃ公開できないわ、と下書きフォルダに突っ込んだままです。
これは1000枚売り切ったんだから10人くらいは来るだろう、
という自分自身の甘えというか天狗になっていたのかもしれません。
ちなみに動員は2007年から始まった、
スカートライブ史上、フリーライブを除いて過去最低タイの2人でした。


20日
とにかく憂鬱で憂鬱で仕方がなかった。
昨日のことを思い出すとどうしてこうもうまくいかない、とわなわなしていた。
気を使ってメールを人がくれたり、話しかけてくれたりして、
少しは気持ちが落ち着いてくる。
誠実にやっていくしかないよなー、という結果に落ち着いた。
それでもやっぱり思い出すと悔しい。内にも外にも問題はある。
バイト中どうすればいいかずっと考えていた。


21日
家族揃っておでかけ、だが僕は家で犬猫のお世話のためお留守番。
リビングを占領して曲作りをしたりしていた。
http://soundcloud.com/skirt_second/mayonaka
こういう曲です。


22日
引き続き犬猫の世話。
雨降りしきるなか老犬が抗がん剤でハイになってしまったらしく、
1年くらいやっていなかった物干し台に乗る→降りれなくなる、
という状態になってしまい、雨ざらしになりながら、
必死に老犬を説得、急勾配の階段から引きずり下ろすという事態に。
しかも犬達(二匹いる)はおやつを常にほしがり、
わんわんわん!と吠え立てるので、
ボンゴの録音をしていたのに鳴き声が入ってしまう。
そのため「鳴くようならこれあげて」と、
有明のハーバーを勿体ないと思いながらも投入していった。
そんな中録音したのがこの曲です。
これは2/5のコミティアで売るCDRに完成版を収録する予定です。
http://soundcloud.com/skirt_second/bass


23日
1時まで眠っていた…
よくそこまで眠れるなあ、と自分でも不思議に思う。
4時くらいに家を出て、傘がないことに気がついた。
渋谷で降りるとさっそく雨が。
WWWへ向かってTシャツを購入。サイズがないので、
恋人に向けてSサイズを買った。整理番号は後ろの方。
進行方向別通行区分のCDは買えるかな。
「一悶着先輩Z」と「三銃士」と「よーし、いくぞ」欲しい
と鼻息を荒くしていたんだけど、
「よーし、いくぞ」しか売られていなかった。残念。
三毛猫ホームレスがかけてた「恋愛サーキュレーション」に、
「What's Going On」のマッシュアップっていうんですか、
っていうのがかっこよかった。
汗だくでジェンガに興じるもちろんくんはかっこよかった。
進行のライブもよかった。
ボーカルの田中さんの5弦が切れて、
迫力のあるストロークがちょっと薄くなっている部分もあったけど、
それも関係ないと思えるライブだった。
「きっちょむさん」「世界は平和島」とかも聴けた。
「大きい先輩が小さい後輩に」という新曲もよかった…
清水君がたまたまギターのくそネジが投げたピックをゲット。
清水君そこまで進行好きじゃないだろうからあとでもらおう…
なんて下心を持っていたら、
女性が近づいてきて、ピックもらえませんか…と言い寄られて、
清水君ったらシティボーイだと思っていたら、
プレイボーイの片鱗も伺わせ、二つ返事でピックあげちゃって、
「いい夢みてください…」と言っていた。
清水君は実は僕が思っている以上に女性経験が豊富なのではなかろうか。
そして外に出たら雪…だったのだ…