幻燈日記帳

認める・認めない

「COMITIA 99」



今日はコミティアでした。
楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
もし僕が鈴木さえ子さんだったら、
「毎日がコミティアだったら」と歌うことでしょう。
作って持っていった新作CD-R「COMITIA 99」と、
スカートのコードブックは見事完売。
本当にうれしくてたのしい一日になりました。
COMITIA 99」には簡素な曲目表しか挟まなかったので、
歌詞や解説をブログに書こうと思います。


1. 夜のめじるし


正しくないことも 過ぎた日々も
手のひらのなかで消えていくよ


近づかないように していたけど
手紙の海で溺れているんだ


今日の痛み 次の過ち
手を離してよ
雪のようになくなってくれないか


とめてくれよ
あの頃のように傷だらけで
揺れているよ
あの日のことから思い出していこうじゃないか


覚えてないことも さみしさも
胸に押し寄せて 止まらないんだ
僕は なくしかけてる
雨は まだ 降り止まない


2. 液体(inst)


Liquid Liquidを意識したインスト曲です。
ベースから曲を作っていきました。
ドラム×2、ボンゴ×2、シェーカー、ウッドブロック、
ベース、ギター、ギターソロで構成されています。
ギターソロのギターはチューニングをわざとべろんべろんにして、
チョーキングするとやたらと音が高くなるようになっています。


3. セブンスター


いなくなった
誰にもバレないで
悪い事をしてしまったんだ
きっと、きっと、ああ、きっと、そうだ


図書館のような箱に閉じ込められたままで君はいいのかい?
思うほど遠くなる


(セブンスター)火のつかない
あなたのあなたの未来
(セブンスター)火のつかない
あなたがあなたが居ない


鬱陶しいな だなんて悪かった
切手と封筒、便箋で君が今、なにしてるか知りたい


外は大変な雨降りだよ


(セブンスター)その指から こぼれ落ちる
あなたのあなたの未来
(セブンスター)火のつかない
あなたのあなたの未来が見えるぜ


去年の6月にライブでは演奏している新曲。
詩を先に書いて曲を充てていった。


4. 2010年 秋の新曲


2011年3月6日に行ったスカート企画で演奏した新曲。
だけどそれ以降一度も演奏していない曲。
理由は簡単で、詩がダサい。
どうやってもうまく詩が書けなくて、
「僕がそう決めたよ」なんていう歌詞を大胆に使って濁しています。
ですが、まだ書き直せるほど器用ではないらしいので、
当時の歌詞カードそのまま歌ってみました。
演奏自体は2010年秋の段階で録音してあって、
カラオケ状態のデータが出てきたのでボーカルだけ追加したという感じです。


ほうら あの人の影 盗んでみようか
果てはまだ遠いよ
だって振り向けば声!
いつものように聞こえるけど


まばたきするように時がすぎてく
(笑って、いま うたって、いま)
わかったよ このままじゃ僕はボロきれ
(考えて、いま 本当はね、今…)
「までずっと嘘をついていたんだよ」?


そうか、憧れと好意、つないでみようか
底はまだ深いよ
叫んだモノクロのように
まだためらってみせるけど


マッドな夜も越そうぜ
果てなんかないよ 僕がそう決めたよ
ほうら あの人の声
いつものようにきこえるけど
まだそこにあるのかな


5. ストーリー (early version)


最新作「ストーリー」の表題曲の最初のバージョンです。
ぎりぎりまでこちらでいこうと思っていたのですが、
最終的にはバンドで演奏したバージョンが採用されています。
歌っているのは僕の恋人です。


以上、お聞き苦しい音質の曲もありますが、
気に入っていただければ幸いです。