幻燈日記帳

認める・認めない

正体不明の日々



10日
やっている作業にトライアングルが必要だ、
と思ってLogic上にあるトライアングルの音を使ってみたのだけど、
どうしても全体に馴染まなかった。
EQとかで汚そうかと思ったんだけどせっかくなので、
生のトライアングルを入れてみよう、となった。
御茶ノ水の楽器屋でトライアングルをいくつか試して、
結局YAMAHAのトライアングルを買った。
帰りに高岡に寄ったらもう宮内由香さんの新刊が並んでいた。
でもとらとZINの特典がどうしても欲しかったので、
ぐっと我慢して帰宅。
家に帰ってさっそく録音をする。
トライアングルなんてすぐできるだろう、
なんて思っていたがとにかく難しい。
ミュートにムラが出たり、リズムにムラが出たり。
ぼくの中で一番雰囲気のあるトライアングルの曲といえば、
ゆらゆら帝国の「つぎの夜へ」だったので、
それを聞き返したら意外とかわいらしいもので勇気が出た。
最終的にはなんとか自分に合ったトライアングルの持ち方を探し出して録音が出来た。


11日
リミックスの作業を終えて納品。そしてプールへ。
いつもいく温水プールが空いてなくって途方に暮れて、
やさぐれた気持ちを持って古本屋へ。
なにかいい本ないか、と思ったけどなにもなく、
やさぐれた気持ちはひどくなる一方。
他のプールは今日空いているだろうか、
板橋区のプールを検索してみたら、
自転車で20分ぐらいいったところにある温水プールが空いてるそうなので、
そちらにいくことにした。
いつもいく温水プールはCD垂れ流しで、
うわ、AQUAかい!うわ、BONNIE PINKかい!
となるのだけどこのとき行った温水プールは5年くらい前のヒット曲が、
ずっと流れるという絶妙なところだった。


12日
秋葉原へ行って「エス・オー・エス」第三刷、CDの盤の入稿。
スムースな入稿を済ませた後、下北沢に出てJETSETへ。
ずっと取り置いてもらっていたタルトタタンの7インチを購入。
タルトタタンのアルバムすげーいいです。
「恋するカレンダー」とか「epoch making love」とか最高です)
下北沢を割とすぐ後にして新宿へ。
とらのあな宮内由香さんの「未完の恋」という漫画を。
とらで買うと小冊子がつくそうなので、まずとらで。
そしてCOMIC ZINでも別の特典がつくそうなのでそちらでも。
宮内由香さんはジオラマ2号(http://lilmag.org/?pid=39541849)でも、
書きましたがぼくがすごく好きな漫画家さんです。
普段は成年漫画を書いていますが、今回の「未完の恋」は、
いわゆるガールズラブもの、さらにくだけた言い方をすると百合漫画です。
文庫で顔を隠しても耳は真っ赤になってる感じとか、
そういうのがたまらなく最高です。最高デスノ
イヤホンが壊れてしまったので試聴して良さそうだった、
AKGの321というのを買ったのです。カナル式。
ですが、とにかく苦手でした。
最初はこのむにゅっていう感じは慣れだろう、
と思っていたのに、試聴だけではわからなかった、
悪い部分が着用して歩いてみるとよくわかった。
歩くとコードがすれてその音が気持ち悪い。
歩くと骨伝導的な感じで歩いている音が気になる。
ストレスにしかならないので買ったことを後悔しています。
でも対応してくれた店員さんが、
そのときモニター用で普段使ってるDENONのヘッドフォンを見て、
「あ、そのヘッドフォンいいですよね」って声かけてくれて和んだ、
というのでなんとかプラスの方向へ持っていけないか、と、
気持ちをならしていたのだけどうまくいかず、
LINEで恋人にカナル式イヤフォンについてディスりまくる、
という紳士的でない結果に私は枕を濡らして眠るのであった。


13日
一枚の葉書が届く。
フジロック、ルーキーアゴーゴーの運営さんから。
スカート、今年もダメでした。
出れるなら今年だろう、今年だろ!?と思ってたので、かなり心が折れました。


14日
消失点のポスターが届く。テンションあがる。
ついでに溢れたCDや漫画をちょっとだけ売りに出すことに。
CDが7200円。漫画が1500円になりました。
いずれもだいたい10冊、10枚。
どつ、岩淵さんと合流。すぐ解散。
岩淵さんとお茶して帰った。
帰り道に高岡でしおやてるこさんの漫画と、
ジゼル・アランの3巻を買って帰りました。
http://www.tofubeats.com/suisei.html
トーフビーツ君の水星のHPが最高にイカしてる。
PVはなぜだかほろりと泣けました。