幻燈日記帳

認める・認めない

あなたもサディストになれる



次のアルバムのことを考えたくなった。
そうするためにはとにかく曲をつくらなければならない。
部屋のエレピに向かったのはおとといの夜のことだった。
これはいいものになりそうだ、というきっかけが2種類できた。
ピアノで作曲するときはギターで作る時とは違って、
ベースと主旋律の関係で構築していく。
コードはあとからどうにでもなるのが面白い。
それぞれ別々にしてもよかったのだけれども、
ひとつにしたらうねりがができてよりよくなった。
どういう曲が必要か、とかそういうことを考えながら、
アルバムをつくってみたい。
人のために曲を作るといい曲が出来るというジンクスがあるので、
それをなんとかコントロールしたい。
クライアントの自分からの指示を明確にして、
ミュージシャンの自分はそれに従ってみたい。
昨日はその曲のデモの録音に時間を費やした。
枕元につんであるいくつかの漫画は無視してしまっている。
まずベースとメロディだけのピアノを録音。
そこにギターを考えながら録音。ベースを録音。
最後に手打ちでドラムを録音。
全体の雰囲気を見ながら実際の作業ではもっとこうして…
とたたき台をつくっていった。
静かで力強い曲が出来た気がする。
これは歌詞で苦労しそうだ。