幻燈日記帳

認める・認めない

娼婦のギザギザネックレス



取材のため、ラッキーサウンド本拠地へ。武蔵新城という場所へ初めて行く。途中の南武線は夕陽が鬱陶しいぐらいにきれいだった。遠くの山へ沈んでいく。背の高いビルをいくつかやり過ごしたらまだ明るいのに太陽は見えなくなっていた。トリプルファイヤー山(本)ちゃん(さん)とふたりで音楽と漫画に関する取材。聞き手はもちろん松永良平さん。道中、音楽漫画としてネムルバカを読み返した。度々読み返してはいたけれど、内容の妙なリアリティが年々(自分に向けて)濃くなっていく気がしている。
取材の後に一本打ち合わせ。絶対にインフルエンザになりたくない、でも注射は気が引ける…ので徹底してうがい手洗いをしている。この日も恵比寿で降りてだれでもトイレを一瞬拝借、上着を脱いで丁寧に手を洗い、うがいを済ませ、打ち合わせに向かった。打ち合わせの相手も先週インフルエンザで倒れているからなおさら気合が入る。メモを取りながらの打ち合わせは後で何がかいてあるのか微妙にわかりづらくて、自分が勉強で躓いたのはそのあたりなのではないか、と少し感じる。
帰宅して料理をして、深夜映画を一本見た。
起床。昨夜の残りで食事は済ませてプールへ行く。ひたすらクロールで止まらずに泳ぎ続けるおじさんが居た。その体力でどんなセックスをするんだろうか。しばらく歩いたり泳いだりしていたら館内のゆうせんでNegiccoの「光のシュプール」がかかった。少しうれしくなっていつもよりモモをあげて歩いた。