幻燈日記帳

スカート・澤部渡のせつないまいにち

群青は夜のふりをして



実感がわかないまま日々が過ぎていく。こういう時はペース配分さえ間違えなければ大丈夫。ペース配分を間違えるといつかの二の舞いになるから、ひとつひとつにしっかりと印をつけていった。うまく着地できたのでその印を眺め直すべきか、はたまた次の印に向けて墨を磨るべきか。その全てを放棄して私はWiiUの電源を入れた。久しぶりにスプラトゥーンをやったが、SとA+を往復して、やめた。
忙しいわけではないのだけど温室育ちのクズにとって毎日なんか予定があると脳は忙しいと感じてしまうようで、とにかく食べる量が増えた。体重も自ずと増えて、130という数字は遠い故郷までの距離のようにさえ思えた。印をつける日々から抜け出したので、適当に作った中華スープの中に冷凍された白米をぶち込みとろとろになるまで煮込んだおじやを昼食とした。
毎日曇っているとさすがに気が滅入る、とか思っていたはずだったのにせっかく晴れた今日、気がつくとカーテンすら開けないで、ハッ、と思い出し外に出た頃にはもうすっかり夕暮れの空だった。