幻燈日記帳

認める・認めない

ギター・餃子・カーティス

昨日は部屋で歌った。曲数からしたらそんなでもないんだろうけど、とにかくひたすら誰かの曲を片っ端から歌ったような気がする。本来だったらその日は4/11の「真説・月光密造の夜」に向けた最終リハーサルの日だったのに、こんな気持ちになっているなんていつの段階だったら想像できただろうか。

さすがにふた月もライヴがないからいろいろな支援の制度を覗き見た。ため息をつく。

TLを見ていたらこれに27万もいいねがつくのか、というツイートを見かける。そう思う人が居てもいいと思うし、ツイートした人に対してそりゃないだろ、とかは全く思わないんだけど、その発言をTLで見て「うんうん、そうだよね」ってちょっとでも思えてしまう人がいる空気がつらい。先の見えない毎日。いつぞやの日記で「もう怒るのにつかれちゃった」みたいなことを書いたけど、わかっていたのだけどやっぱりまだ怒っていないといけなかったんだな、と辛い気持ちになった。

仕事の筆はまったく進まなくていよいよ焦っているのだけど、あつまれどうぶつの森をはじめました。ざわざわした気持ちが少し安らぐ。今日は餃子を作るんだ、と意気込んでいたのにスーパーにひき肉がなかったのでカレーつくるときのために温存しておいた塊肉をブンブンチョッパー(人力みじん切り機)にぶちこんで、脂が多いバラ肉もちょっと混ぜてミンチにして作りましたよ。

非常事態宣言が出される直前に吉祥寺のココナッツディスクに行って買ったレコードを聴く。大きな窓のあるココナッツディスクはアルコール消毒も完備、換気も完璧だった。いつも散髪に行っているtete coqetteも数日前、テレビで換気、アルコール消毒を徹底、更にはお客さん同士の距離もしっかり取る、という徹底ぶりで営業している、とテレビでやっていた。ともかく場所がないとどうにもならん。壁にずっと欲しかったジョアン・ジルベルト「三月の水」のアナログがかかっていたので購入。矢島さんにおすすめのレコードを何枚か聞く。そのうちの1枚でカーティス・メイフィールドを挙げてもらう。高校生の頃に図書館にあったベスト盤を聴いて「かっこいいな〜」ぐらいには思っていて、その後もアルバムを何枚か聴いていたのに自分の中でどうにもバチン!と来なくて、「いつかわかるさ」とあまり深追いもしていなかったのだけど、話の流れでカーティスの話になって"BACK TO THE WORLD"というアルバムを薦めてもらった。少し聴いただけで突然わかった。また楽しくなります。

Back To The World by Curtis Mayfield on Spotify