幻燈日記帳

認める・認めない

雨樋

諸々バランスが取れず苦しむ日々が続いているが喘息の山は超えた感じがあって、ちょっとだけ安心している。同僚の思い出野郎Aチームがかっこいいクラウドファウンディングを始めて(思い出野郎Aチーム presents ソウルピクニック・ファンディング - CAMPFIRE (キャンプファイヤー))自分の在り方を改めて問うた。体よく、アーティストぶって言えば今まで経験したことのないどん底のスランプ状態の中、今の自分が何をやったら、というのも見えない。それなら、今の自分にできることは抜け道を見つけるまでを記録することなのかもしれない。

台風クラブの新曲「下宿屋ゆうれい」に心が震える。あまりに胸にキたので歌詞を全部書きだしてしまった。「窮屈だろ/退屈だろ/思い出すよ/月のない夜を歩けるか/おまえなしでも暮らせるか/もういちど窓に腰掛けて/俺のこと惑わしてほしい」という詩に、紛れもない今が溶け出してしまった。とんでもなく心が軋む。引き戸のような、実家の廊下のような音をたてている。何度も自分の中でこの気持ちはなんだろう、と思いを巡らせると、若い頃に夢中で読んだ成年漫画の幻影にぶちあたった。きっと何かの間違いなのだろうけど快楽天にあったリリシズムを偲びながら、もう少しこの気持ちを掘り下げてみたい。

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