アフター6ジャンクションでおすすめの漫画を3冊紹介するため、漫画を読み返す。ほそやゆきのさんの「あさがくる」、熊倉献さんの「ブランクスペース」、鶴谷香央理さんの「レミドラシソ」の3冊。アトロクで紹介している漫画はどれも一生モノだぜ〜
あさがくる(四季賞2021春 四季大賞)/ほそや ゆきの あさがくる(四季賞2021春 四季大賞) - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ
ブランクスペース - 熊倉献 / #1 緑茶も紅茶も | コミプレ|ヒーローズ編集部が運営する無料マンガサイト
レミドラシソ 鶴谷香央理短編集 2007-2015 鶴谷 香央理:コミック | KADOKAWA
暗い日記に戻ります。
スタッフから5/22のライヴの中止の知らせが届いた。ベルマインツとのツーマン、とても楽しみにしていたライヴだったので無念。そうしてもう無理じゃないか、という諦念がしっかりと私に降りてきた。そうだった。ライヴバンドになりたい、とここ5年ぐらい思ってきたけど、ライヴバンドになりそこねたんだ、と急に腑に落ちた。「ライヴやりて〜」って思うけど、それは「2019年12月にやったイヴェントの続きをやりたい。ものすごく手応えのあったトワイライトのツアー、フジロックの感触を発展させていって、ライヴバンドになるんだ」という野心の先にあった亡霊だった、ということがよくわかった。(もしかしたらせっかく積み上げて、もうすぐ完成するかもしれなかったライヴバンド然とした佇まいを諦めたくなかったのかもしれない。)しかし、どこかの誰かが「諦めて前を向くよ」と歌ったように、諦念というのは今の私にとってネガティヴなものではない。在宅ライヴも前回のでようやくプレハブ小屋ではなくなったような感覚があったけど、きっとそういうことだったのだろう。感染症対策をしっかりしてやれるライヴはもちろんある。年末に見たカーネーションのライヴは本当に最高で、人生に於いてとても重要な曲だった「REAL MAN」がより特別な曲にもなった。そして、対策を徹底して開催されているライヴがあることも私にとっても希望であることは疑いようのないことだ。しかし、参加する予定だったミュージカルが一本コロナで潰れてしまったという経験を得て、今は人を集めるライヴはやりたくないな、という結論に至った。そして、今、ようやく、曲が作れそうな気がしている。
カクバリズムとポニーキャニオンとZOOMで打ち合わせ。上ほど細かくないけど「ようやく曲がかけそうな気がしています」と伝え、「人を集めてやらなきゃいけないライヴは今はあんまりやりたくない」とも伝えた。暗い日記、と冒頭で書いてしまったが、私にとってはそうではない、ということも書き記しておきたい。