幻燈日記帳

認める・認めない

サミット

ここ数週間ぐらい根詰めていた案件がなんとか終わってもぬけの殻になった。やったったぞ、と思ったのもつかの間、もう次の仕事が目の前にある。なんだか、こういう感じももう懐かしくて嫌じゃない。だから昨日は6時間ぐらいApexをやってしまった。私は愚か者かもしれない。

 

昔のシェアハウスの住人からイノダコーヒーのレモンパイが新宿伊勢丹で買える、という怪情報を得て数日前に行ったらもう売り切れていて、13:30にはなくなっちゃいましたね、と言われたので週明けの今日にリヴェンジしてきた。レモンパイも無事買えてせっかくのおでかけだから、とここぞとばかりにお惣菜やらスイーツやらを買った。ちょっと足を伸ばしてマルイアネックスで開催中の京都レコード祭りにも。予報では夕方前ぐらいに荒天になるかも、みたいなニュースを見ていたので、外にいるときに天気が崩れたらいやだな、とあんまり真面目にみれなかったけど100000tレコードのコーナーでピアソラジェリー・マリガンの共演盤と、ジョー・ピューマの1958年のやつのフレッシュサウンドからの再発、クレモナのコーナーでボウイのスケアリー・モンスターズ、アート・ロックのコーナーでスターバックの3rdなんかを購入。会計したときにレジの方と雑談がはずみ「このイヴェントどこで知りました?」と訊かれ「京都のレコード屋のファンなんでTwitterでみて来たんですよ」と答えた。普段だったらショッパーは会計につき1枚だけど、ショッパーを購入しないといけない形だったので記念に2枚買った。緊急事態宣言とはなんなのだろうか。街はいつも通り、のようにもはや見えてきてしまう。本当はタワーによってケラさんの新譜とか欲しかったのだけど、そこまでの気力はなく、後日に回すことにしてしまった。天気は崩れることなく、無事部屋に帰れて、すぐシャワーを浴び、買ってきたものにアルコールを吹き替えて冷蔵庫にしまったりしまわなかったり。

 

なんだか少し疲れて少し眠って、起きたら夜になっていた。買ってきたピアソラとマリガンのレコードを聴いて不思議な気持ちになる。ピアソラとマリガンのレコードだよ、って言われないとわからないかもしれない。ピアソラ!マリガン!みたいな気持ちで聴くと肩透かしを食らうかもしれないけど得体のしれない不思議なレコードだった。夏が近い夜でよかった。