幻燈日記帳

スカート・澤部渡のせつないまいにち

はさみをつくろう、はさみでないとだめ

数日前にケラさんのニューアルバムがほしかった、と書いたけど、レコ屋で買うのを諦めて通販か近所の店で取り置きができるかどうかを検索したのだけど、身近な店にはどこにもなくてタワレコで在庫検索をしたら渋谷にまだ在庫があった。それならば!タワレコ内のパイドパイパーハウスで特典としてバッヂがつくシトロンのアナログやパイドパイパーハウス限定で販売される小西康陽さんが曲を書いた麻田浩さんの7インチもほしいんだ!とケラさんのアルバムを取り置きをしてもらうことにしたので、それらを取りに車で渋谷に向かった。車に乗るときはiPhoneのミュージックに入っている曲を全曲シャッフルして一喜一憂することが多かったのだけど、(そろそろ締切が近いからなのか)スカートを全曲シャッフルして聴いてしまった。デモやラフミックスなんかもたくさん入っているから集中力が全然もたないんだけど不思議と気分がいい。そして締切が近い曲のデモを聴き返す。いい曲〜

 

東急に車を止め、タワレコに向かう。どうしても過去と比べたがっている自分に嫌気がさす。まるでいつもどおりのタワレコに入り、目当てのものを手に取り、King Of Convenienceの新譜も手にとった。TwitterInstagramのストーリーで見てなんと素晴らしいジャケット!と思い購入。限定盤のホワイト盤しかなかった。盤は黒いほうが音いい、と聞いて育った部分もあるから黒いのがあるならそっちを買うようにしてるんだけど、最近のアナログは色がついている盤でも音がいい気がする。ケラさんもKing Of Convenienceも実際音はよかった……

 

結構な額の会計を済ませたときは、まるで新しい気持ちで「俺もおとなになった」なんて思ったりもした。でもそれは学生時代の亡霊が金に執着しているだけのような気がしてなんとも気味が悪い。以前、父が「結婚してとにかく最初の何年かは休みたいなんて思わずがむしゃらに働いたよ」と言っていたことを時々思い出す。私は果たして最初の何年かをがむしゃらに働くことができるだろうか。その立場立場で見えるものが違って、その視点はなるべく多いほうがいいとは思うけど、押しつぶされそうになる感覚がないわけではない。もはや子どもの対義語が大人というのも違うような気がしてきた。でもそれは呪いのようなものであって、でもそれは社会性の歯車かもしれなくて、でもそれは秩序への誘いかもしれなくて。

 

突然深刻な気分になりかけたのでジュンク堂で漫画を物色。店に入って驚いたのがシュリンクされた漫画がすごく減っていたのだ。あまりにも人が来ないもんだからシュリンクすらしなくなってしまったのか!?と思ったけど、家に帰って買った本を見たら剥がれやすいシールで留めてあった。靴下ぬぎ子先生の新刊は売り切れてしまっていたけど、ダンピアのおいしい冒険の3巻は買えた。あと吉祥寺のカレー屋、ピワンも本も買った。重くなった荷物を車に置きにいったあと、東急の地下でランデヴー。京都のだし巻き卵とかを買って家に帰る。夕方であった。車は渋滞。帰りもスカートを全曲シャッフルしていたが途中で「トワイライト」のB面が聴きたくなり、再生をする。やっぱり「トワイライト」は力作だった。今からでも売れないかな。