幻燈日記帳

認める・認めない

私のエンジェルの

UOMOの季節に一本の連載の原稿がまったく進まず。書けば終わるのに書かないから終わらない。遠くを見るだけの時間が過ぎたとき、外がとても晴れていることに気がつけた。そういえば今日は一桁のうちに起きることができた記念すべき日だ。それを祝して布団を干した。アレルギー持ちなのに万年床でろくすっぽ掃除機すらかけない状態だからここ数日はひどい鼻水で目が覚めることが多かったのでこれで少しはよくなるといいな、なんて思ったりするが掃除機はかけなかった。俺はダメ。もうまったくダメ。でも洗濯はした。最高。俺最高。

 

原稿仕事が進まない理由でもあるのかもしれないけど、原稿書いているときは耳が空くから好きよ。音楽作ったり、詩を書いていると他の音楽はきけないからね。なので積んでいたレコード、買ってきたをちょっとずつ聞いていく。細野晴臣さんの「あめりか」が最高だった。アメリカのオーディエンスの反応がとても興味深く、レコードのお供最高だしとにかく楽しい。大好きな"Angel On My Shoulder"はいつかのリキッドルームで聴いて、アレンジが変わりすぎて「あの曲なんだったっけ……でもあの超好きな、なんだっけ……」となっていたけど帰りの電車か、次の日だったかに「あっ!シェルビー・フリントじゃん!」ってなってじわじわ幸せが襲ってきたことがあった。あれはあれで得難い経験だったけど、その"Angel On My Shoulder"が始まると大歓声があがって、それを聴いて私も「わぁ!」と声がでてしまった。

 

Angel On My Shoulder (Live at The Mayan Theatre, Los Angeles, July,2019) - song by Haruomi Hosono | Spotify

 

藤本タツキさんの新作短編漫画「ルックバック」最高でした。読み終わって、もう一度読もうか、なんて思って最初のページの黒板に"Don't"って書いてあるのを見つけた。猛烈に切ない。

ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+