幻燈日記帳

認める・認めない

曳豆

「サラリーマン川西の夏のボーナス50万円争奪ライブ」を観に行った。タイトル通り、入社3年目の営業職のサラリーマンがタガが外れて夏のボーナスを賞金に自らの賞レースを企画したライヴで、リアルすぎる賞金額に全員全ネタがバッチバチにキマりまくる壮絶なライヴだった。迷いなく最後列に着席したのだが、全席にかけてあったはずのソーシャルディスタンスを諭す札が後方の2列だけ裏に回ってしまっていて、開演時間が近づくに連れてギッチリ座るところもあって結構ゾッとしてしまった以外は最高のライヴだった。コロナ禍以降、いろんな人が出るライヴはアングラDこと松本健人がキュレーターだったしぶロフ寄席ぐらいで、そこも得体のしれないパワーがあったけど、この日もめちゃくちゃだった。とても充実した気持ちです。久しぶりのイベントがこれでよかった。

 

ひっさびさのバンドでのレコーディング。優介はこないだの奥津さんにかいた曲のレコーディングやムーンライダーズで、ボーイとも奥津さん、そして舞台でよく会ってたし、なおみちさんもライダーズであってた。佐久間さんとは優介とよくApexやってるから久しぶりの感じもしなかったのだけど、去年の9月のライヴ以降会っていなかった。プリプロも遠隔でやったし、どうなることやら、と思って心配だったし、実際序盤は自分がどうやってレコーディングのテイクに対してオーケーを出していたか、自分のギターのタイム感、メンバーのタイム感とかを忘れていて、「果たしてどうだったっけ…?」って思い続けていたけど、何回かやっていくうちに少しずつ思い出せたし、特に2曲目に録った方はドラムテックの伊藤さんの采配もキマっていい具合の音像で録音することが出来て嬉しい。今月はもうちょっと録音が続く。まだ曲が仕上がっていないのでがんばる。