幻燈日記帳

認める・認めない

チェインジ

19日

佐久間さんと優介でApexをやる。佐久間さんがボイスチャットに入ったときに音声が不調で、「どうしたんですか?スロッビング・グリッスルみたいな音でしたよ」と言うと「おじだね」となり、優介がそこに入ってきて「もはやおじいさんだ」という話に落ち着いた。

 

21日

前日の夜からソワソワする。大好きなバンドにリモートで取材。通訳の方を介して「絶対これは訊くんだ」と決めたことはきけた。人生間違ってなかった。バイト代6枚同時再発に突っ込んだ21歳の自分をほめたい。うまくまとまるといいな。

トリプルファイヤーのライヴに行こうと思ったけど、部屋で明日対談する吉田の本「今日は寝るのが一番良かった」を読むことにした。面白くって、でもときどき食らう。この視点をもって自分の過去を照らしてみると、思わぬ落とし穴にハマり、そして大きい声が出そうになる。この感じは視点こそまったく違えど冬野梅子さんの「まじめな会社員」にも通じるなにかだ。

確定申告に向けて、ネットで買った様々なものの領収書を印刷する。買ったときは「こんな紙の束、使い切らないだろ」って思っていたA4の紙がこの部屋に越してきて2束目にして真面目に使い切ることになりそうだ。1束目は管理がずさんすぎて印刷に使えないものばかりになってしまったから、いつかのボールペンと同じく、使い切ったことがひとつ大人になった証のように自分のなかでしてしまおう。こんなことで大人になったかも、って自分のものにしようとする34歳にどうして俺はなっちまったんだ。こんな気持になるのも吉田の本「今日は寝るのが一番良かった」が悪い。