幻燈日記帳

認める・認めない

非公式アプリ愚連隊



ある日
iPhoneのアラームで鳴る音楽をクレイジーキャッツウンジャラゲThis HeatのS.P.Q.R.とか、とにかくやかましい音楽にしていて、やかましい音楽だからこそ目が覚めるからいいんだけど、音が鳴ったら起きるのでは?とBlossom DearieのNow At Lastに試しにして見たら当然音では目が覚めず、血を這い続けるヴァイブレーションの雰囲気と圧で結果的に起きることになった。清々しい朝のはずがない。


今までの夏休み人生を清算するかのようにめまぐるしい日々がここ2ヶ月続きました。あれだけパワプロサクセススペシャル、スプラトゥーン2に心酔した夏はもう戻ってこない。その2ヶ月間、我が部屋は荒れ放題。そろそろ次の事も考えなきゃいけないので作業部屋だけでも片付けないと!と一念発起。数日かけてひたすら掃除をしていった。しかし掃除をするにも問題が山積み。全ての部屋に積まれていた漫画やCD、レコードを改めて一箇所にまとめてみるとすごい数。レコードは割と最近棚を増設していたのであまり問題はなかったのだが、CDと漫画が大変なことになっていた。漫画はいくつか売るために段ボールにぶち込んだのだけどCDはなかなかそうは行かず、悲しい時間だけが過ぎていくばかり。そこでソフトケースを100枚仕入れて、ジュエルケースからソフトケースに入れ替えてみたのだが、これがとにかく退屈で虚しい作業。ユーミンのCDはどれもトレイが堅い、という気づきがあったものの、こんなに愛おしくない時間だったら売ってしまった方がよかったのでは、なんていう気持ちにもなってしまった。しかし棚に納めてみるとこれが意外と気分がいい。なんていったってスペースが増えた。この調子だよ、とさらに100枚分のソフトケースを購入することを決意。足の踏み場もなかったような部屋も現在は、やや足の踏み場がある程度になりました。


友人と珍しく酒を飲んだ日があった。先日の7泊8日でライヴやプロモーションで地方を回っていった結果、最終日とその前日の二日は打ち上げで日本酒を飲むほど何かしらの心理的瑕疵が出来上がってしまっていた。元から日本酒の味は好きで、僕自身も澪というスパークリングの日本酒を買って冷蔵庫に入れて2年経ちました。それぐらい日本酒が好きな僕が友人と飲みに行こう、と入った焼き鳥屋で注文した日本酒がお猪口で出される。お猪口に書かれていた「酒豪」という文字に気後れしながらなんとか飲み切った、という美しいお話を鮮度があるうちに日記に書こうと思っていたのに、あっという間に時間は経ち、もう記憶の彼方です。