幻燈日記帳

認める・認めない

sky is falling



今年の夏に名古屋で買ったルイス・フューレイの、「Sky Is Falling」というレコードを聴いています。素敵な歌声でして、なんともはや、最高でございます。


というわけでツイッターはじめています。http://twitter.com/skirt_oh_skirt


曲が出来ていきます。また新しい曲が一曲できましたが、キー設定が高過ぎる。これは女子に歌ってもらうしかない。あんまり転調とかしたくないんです。


市川春子さんの漫画が素晴らしすぎて何度も反芻している。「虫と歌」という作品集なのだが、四季賞の冊子の時からすごい!と思っていて(まだ家のどこかにあるかも)、その時の作品が「虫と歌」というものだった。単純に解釈すれば虫と歌という少年の話なのだけれども、それだけではないのが、この漫画の恐ろしいところで。本来、「虫」と「歌」は互いに無関係ではないが、相当の距離がある単語だと思う。歌は虫を扱う事はそれほど多くない。虫も歌として聴く事は虫の数から考えたら多くない。それでもここに出てくる「虫」は「歌」のようにしなやかだし、「歌」は「虫」のように群れをなすそれのようだ。まあ、とにかく面白いから飯削っても読んだ方がいいと思います。なんてったって本の側面が真っ白で紙の色をしているのがいいじゃないですか。最近多過ぎるんですよ。本の側面までインクの色しちゃっているやつ。ああいうのは面白いけど、スピート感とか考えると、これって本当に漫画でやらなきゃだめなの?と思うものが多かったりする気がします。あと、側面が真っ黒なやつって読み終えたあとの疲労感もすごいです。と、言うわけで市川春子さんの「虫と歌」はおすすめです。