幻燈日記帳

認める・認めない

2014-09-26から1日間の記事一覧

私が涙をこぼすからには

たとえばセーターがほつれている。 そうすると解きたくなってしまうとする。 いつか一本の糸になってしまうのが惜しいような、 そうなることを期待しているような。 好奇心に身を委ねてそこにかつてセーターと呼ばれた一本の糸が、 横たわっていたとしたら、…