幻燈日記帳

認める・認めない

超茶漬け

昨日はかつてのシェアハウスの仲間と食事会だった。丸の内でシュラスコなんていう心のバランスが取りづらくなる状況で肉をひたすらに食らっていった。シュラスコが入っているフロアーは静かなんだけどトイレのために一つ階を上がると賑やかなところで仕事を終えた人たちが酒を飲み交わしていた。年末ということもあるのだろうけれど、「アパートの鍵貸します」で見たような景色だな、なんてちょっと思った。C.C.バクスターはあの時いくつだったのかな。

今日は"far spring tour 2018"のゲネプロで、13時入りで終わったのは19時過ぎぐらいだっただろうか。新しい曲順を試し、みんなで意見を出しあい、新曲を詰めたりした。バンドがより有機的になっているような気がします。新しい曲がいいのはもちろんだけどベーシストが代わって古い曲のうねりが気持ち良い。

リハーサルが終わって閉店間際のココナッツに顔を出した。矢島さんと近況を語り合う。取り置きしていたコレクターズのアナログをようやく購入。新入荷からスティーリー・ダンのファーストをひょいとつまんだ。

ミュージシャンとしての人生に三つの壁があるとするならば。多くの音楽ファンならピンと来るであろう27歳の例のそれ。社会と折り合いを付けなければならなくなる30歳。そして佐藤伸治がいなくなった33歳だ。這いつくばりながら27歳を終え、28歳になったのは『CALL』のレコーディングの時だった。池尻大橋にあるスタジオでふと時計を見たら28歳になった。あれが人生で一番幸福な歳の取り方だった気がする。今年は友人と恋人とご飯を食べた帰りに街を歩いていたら12/6になっていた。部屋に戻り、3回だけスプラトゥーンをやるも惨敗。そのまま居間で凍えながらちょっと眠ってしまっていた。これが31歳か。31歳だっつーのにね。