幻燈日記帳

認める・認めない

かに準々決勝あんかけチャーハン

昼過ぎぐらいからPCとにらめっこして「君がいるなら」の特典でつくブートレッグの選曲。ここ数ヶ月のうちにやったライヴを聴き返していく。ライヴをやったときに感触がよかったものばかり並べるとなんだか息苦しいし、流れで聴くとなにも気にならないミスも単曲でポンと聴くと気になったりする。絶妙なバランスになるように曲を選んで並べてみる。今日はそれに集中。昨日眠る前は「明日は作曲だ〜」とか言っていたけどそんな絵空事は布団に溶けちまった。

あっという間に時間は過ぎた。夜になって洗濯、乾燥機をかけにランドリーに向かう。そうか、日が出ているうちに外に出ておけばよかった。カーテンも締め切ったままの部屋を呪う。家にある洗濯機ではさばききれないほど溢れかえった洗濯物をコインランドリーの巨大な洗濯機に沈めていった。

気分転換に駅前の本屋でミュージック・マガジンを買った。Felicityの広告にはやっぱり"Compact Disc Is Dead"って書かれたままだった。近所の肉屋でホルモンを買って、スーパーで野菜と鍋の素を買ってさて帰るか、と家に向かおうとしたら定期券を拾ってしまった。スルーすることもできた。だが冷静になるとこの年の瀬に定期を落としたらとんでもなく悲しいだろう、という気持ちになり、きたみちを戻り、駅に届けた。

そして再びコインランドリーに寄って仕上がった洗濯物を乾燥機にぶち込んでいく。仕上がったばかりのアチアチ(©どついたるねんの先輩)の洗濯物が好きなのにソファーで眠ってしまい、目が冷めた頃にはチンチンに冷えた洗濯物が寂しそうに横たわっているのだった。

部屋に戻り漫画を読みながら確認作業の続き。桜井のりおさんの「僕の心のヤバいやつ」、平尾アウリさんの「推しが武道館行ってくれたら死ぬ」を読んだ。桜井のりおさん初めて読んだけどそうか、今の僕にはラブコメが必要だったんだ、と思えた。平尾さんの新刊は岡山から東京を車で移動する苦しみを思い出した。しかも運転手は僕一人だったなァ。大阪挟んだからなんとかなったけど、思い出すたびに胸に染み入るはじめての野外フェスに向かったときのこと……