幻燈日記帳

認める・認めない

私の影はどこまで伸びる

電池が切れて変な時間に眠ってしまい、充電されて変な時間に起きてしまった。風呂に入って歯を磨いてすぐに眠った。部屋を出て医者にかかる。薬をもらい書店を覗く。欲しかった本は半分しか置いていなかったけど地元の本屋も利用していくことにした。「波よ聞いてくれ」と「天国大魔境」の新刊をそれぞれ購入。

部屋に帰り簡単だけどおいしい食事をとる。なぜ簡単かつおいしいか。それは沖縄で買った生麺とそばだしがあるから。白だしで鶏肉ちゃっと茹でて乗せりゃ沖縄そばの完成。あと一食分の生麺が希望の形をして冷蔵庫で待っている。素敵じゃないか。

アルバムの本当の追い込みはこれからだ。タイトルが決まっていない曲が数曲あり、アルバムのタイトルもまだこれだ!というものが出ていない。だけれども休みは必要だ、と電車に飛び乗り新宿のレコード屋をいくつか回る。ディスクユニオンではアレスキーとブリジット・フォンテーヌのレコードとかミカ・バンドのファーストをようやく買ったりした。タワーの10階にできたレコードフロアも初めて行った。すると我が社の社長、おもちレコード望月さん、流通会社でお世話になった新実さん、青い果実のDJ、KOYANMUSICさんらにばったり。その少し前にはSOLEILのそれいゆさん、その後にはNegiccoのMeguさんも居たようで場の求心力のエグさにおののいた。

値段は確かにちょっと割高かもしれないけど、おっこれは、というのも何枚もあったし今後も楽しみ。しかし何よりこのフロア、景色がいい。レコ屋特有の閉鎖感がなくて最高です。ずーっといれそう。多くのレコード屋が持つ居心地の悪さも好きなんだけど、逃げ場がなくて棚見ても目が滑ってただ彷徨うだけになることが結構多くて、そこにさらに普段聞かないような音楽が爆音で鳴ってたりするともうおしまい!っていう気持ちになってしまうけど、ここならそうなる心配があまりない気がする。少し解放的なココナッツやダウンタウンレコード、京都の10万tレコードとかの居心地のよさとはまた違う居心地のよさ。とにかく気分がいい。タワーの9階にあった窓際のニューエイジコーナーの試聴機が大好きだった。それを思い出していた。

ちょっと茶店でタイトルでもひねりますか、とか思っていたけどドッと疲れて帰りに大きな本屋寄って帰ってきました。