幻燈日記帳

認める・認めない

録音、今日はお休みにしていろいろと音楽を聴く。
ナンバーガールは僕のサマー・オブ・ラヴだった。
「水色革命」を聴きながらそういう風に思った。


小学校のころ、気になっていた女が、引っ越していったそうだ。
真裏に住んでいるから、いつでも逢えるだろう、とか思っていた。
去年の夏に6年ぶりにあったけれども、面影があった。懐かしかった。
彼女はもう浦和に引っ越してしまった。
もう逢うことはないのかもしれない。


死にぞこないのあなたと僕はもう逢えないの


豊田道倫さんの「このみ先生」(未CD化)の最後で、
このフレーズが目頭を熱くさせるのだが、
そういうことなのだろうか。




火種は燻って、突き放さないはずがない。
僕は君の思い出の片棒を担げたら、と願うばかりだ。


久しぶりにランニングしてきた。
風景が変わっていっている事に気づく。
あのこが引っ越したこともあるのかもしれないけれど、
街は時間を進めていく。そう実感させられた。
僕が呼吸をするだけでもあいつらは無慈悲だから、
勝手に僕を置いていって先へ行ってしまうのだ。
ああどうして。もういやになってきた。
この気持ちを音源にぶつけよう。と思いましたとさ。