幻燈日記帳

認める・認めない

2時間半かけて大学へ向かう途中に、
ボリス・ヴィアンの「心臓抜き」という小説を読んだら、
狂いそうになったので、読むのをやめようとしたが、
おもしろくて手が止まらない。
でも狂わなかった。助かった。


チャールズ・ミンガスの「直立猿人」というジャズのレコードを聴いている。
最近亡くなったというジャッキー・マクリーンのサックスがたまらない。
僕が女性だったら何枚下着があっても足りなかったろう。
ジャッキー・マクリーンつながりで「レフト・アローン」も聴こうかしら。


銭がない。銭がない。
のでマジックアカデミーも出来やしない。


学校は非常に退屈である。
楽しい授業は楽しいが、非常に退屈である。
それは彼女がいないからであろう。
でも僕は君の彼氏になりたいのですよ。


帰りの電車でゆらゆら帝国を聴いていた。
「無い!!」という曲だ。
本厚木から新宿まで快速急行
電車の窓からホームに立つ人が僕の目の前を過ぎていくと、
彼らはまるで音符だったかのように音を鳴らしていく。
瓶詰めのため息が海に流されたよ。


それじゃあ、おやすみね。
夢で逢いましょう