幻燈日記帳

認める・認めない

POP LIFE



最近豊田さんのライブに行けていない。
行きたいのだけれども、行けない理由もある。
それでもnestのライブは行った。
つまりはPOP LIFEもだいぶ前に聴いている。
ずっと聴いている訳ではないが、何度か聴いた。
いろんな時期の録音や曲が入っていて、
そのどれも、質感が違っているのにまとまっている。
「散歩道」と「for you」の対比は、
ある意味で、乱暴な意味でyes, mama ok?的な気がする。
こういうふっとしたことをやってしまうから、
豊田道倫は憎い。最近あまりライブにも行っていなくて、
話す機会も無いのだけれども、
POP LIFEを聴いていると、豊田さんと話しているような気にもなる。
それは多分僕自身の思い上がりだろう。
4年前のアルバムの「SING A SONG」の「ベンチ」という曲で、
「さよならを僕に言うな さよならは嫌いだから
さよならを僕に言うな さよならは君に言いたくない」
とうたっていた豊田道倫が、
「さよならの夢を見た 気持ちよかった」とうたっている。
いろいろ考えるけれども、SING A SONGとPOP LIFE、
このふたつの言葉は本質的には近いものなのかもしれない。と、思ったりした。