幻燈日記帳

認める・認めない

mayonaka



4時に寝たのに10時に起きた。
昨晩書いた詩を読み返して、何処が悪い、とか寝ぼけた頭で添削。
数時間後見返したらそれはもはや訳のわからない紙切れになっていた。
昼間から友人とskypeでエロ話に花が咲いた。
コミティアの新作を録音するためには新しい弦を買わなきゃならない、
と思っていたので3時間以上続いたトークも振りほどいて新宿の街に出た。
カバンもぼろぼろなんだ、と恋人を呼び出して見立ててもらう作戦だったのだが、
いいカバンは高くて、安いカバンでかわいいものはなかった。
絶望感を感じながら楽器屋へ。ギターケースもボロボロなんだ。
とROCK INNへ入ってみるとレスポールが入るケースはあまりなかった。
ますます悲しくなってきた、ますます悲しくなってきた。
結局弦だけ買って、恋人とごはんを食べた。
外は寒く、コートを着て歩いている。
私は冬が好きだな、と考えながら、
この冬が過ぎて春になる頃には恋人との付き合いも5年になるのか、と少し驚いた。
私がもし、健全で、全うな仕事に就いていたら、とかも考えるけど、
次々と起こる驚きや楽しい話、ときどきストレスを感じるような暮らしは、
ぐうたらな私にはもしかしていると合っているのかもしれない。
「僕は生活者になるんです」正しいセリフは忘れてしまったんだけど、
こんな時は必ず小原愼司さんの「ぼくはおとうと」のワンシーンを思い出すんだ。