幻燈日記帳

認める・認めない

On Your Mark



火曜日
実家で一泊して昼前に家を出た。
新宿で漫画を数冊買って帰宅。
でも漫画はおあずけ。現在も読めてない。
居間に居座りひたすらCDRを組み立てていく。
そんなにしんどい作業ではないはずなのに、
どうも手が動かなく、50枚作るのに3時間ほどかかってしまった。
夕食を食べたりしていて、気がつくと8時ぐらいになっていた。
JETSETは10時まで開いているのでココナッツディスクに寄ってからにしよう。
自転車にまたがった。
twitterにアップされていた12弦ギターがちょっと欲しい。
お店でギターを見てみるとYAMAHAのFG-230だった。
僕の使っているアコースティックギターはFG-180。
3990円と大変お安いので勢いで買ってしまおうか、
少し迷って、明日来てあったら買おう、と結論づけてお店を後にした。
井の頭線に乗り込み下北沢へ。
納品にいったらJAPPERSの上野くんとDUM-DUM野村さんとバッタリ。
JETSETはくるとたいてい誰かと逢う気がする。
中村さんから「エス・オー・エス」と「ストーリー」のアナログも受け取った。
これがとにかくうれしい。家に帰って同居人に見せびらかした。
7月10日発売です。JETSETやココナッツディスクは必ず入荷あります。
ストーリーは7インチ2枚組で2400円、エス・オー・エスも2400円です。
WWWの名取さんから電話。チケットがもうないとのこと。
というわけで7月10日の渋谷WWWは完売です。
もうメール予約も、チケットも完売ですので、
もしチケット取りのがした方は当日券のアナウンスをお待ちください。
で、その電話を受けてメールとエクセル表と僕が個人でつけてたメモ帳のにらめっこ。
この作業がとにかく終わらない。
gekkoh4というメールアドレスで受けていた分は文句なしに、
エクセル表と連動するようにミツメが作ってくれたんだけど、
僕個人に来た連絡とかを足すとまた大変。
4時近くまでかかって疲れ果てて眠った。


水曜
密造出演バンドのセット図と、それぞれのCDRを焼いて、
GOK SOUNDの近藤さんのところに持っていく。
レコーディングで忙しいみたいで渡すだけで終了。
昨日の考えに則ってココナッツディスクへ。
12弦ギターは昨日と同じところにあったけど、値札がなかった。
レジに居た上田くんに話を聞くとタッチの差で電話で取り置きが入ったとのこと。
Love And The Kraftsの方便くんとココ吉のtwitterでのやりとりをみて、
こりゃヤバいかもな、と思っていたのでおそらく方便君が押さえたのだろう…
家に帰ると荷物が届いていた。サウンドハウスで購入したものがもう届いた。
昨日新宿でた時にヨドバシに寄って、そろそろ新しいヘッドフォンを、
と思っていくつか試聴してこれはいいかも、と値段を見ると20800円とかで、
こんなん買える訳ないでしょーが!!と思って、
ふとサウンドハウスで値段見たら8000円後半とかで目ん玉飛び出た。
アハハー、いままでの俺はナンダッタンダーとなったのであった。
ついでになくしていたシールドとか耳栓とかいろいろ買いました。
夕方プールにいくべきかまよったけどもう体力残ってないよ!と取りやめ。
いなげやで買い物して晩飯食って曲順を考える。
これが本当に難しい。いままでのイベントだって、
適当に曲順考えてきた訳じゃないけどどうやったって慎重になる。
レパートリーが増えたということは素直に喜ばしいことか。
曲順が決まった頃(まだ迷ってるけど)には消耗しきっていて、
10時ぐらいに布団に入り、11時には眠っていたと思う。


木曜
9時くらいに目がさめた。
今年のフジロック、ルーキー枠の出演バンドが決定していた。
よく知ってるバンドが多いこと!
去年ルーキーに応募して落選して心折れただけならよかったけど、
その頃知り合った人に「サマソニ出ましょうよ。
うちの店で枠持ってるんで」と言われ、
うへへへ、これは大人の悪い話じゃないか、
乗りましょうぞ、乗りましょうぞ、となって応募したら、
枠がある、というのは本当にライヴハウスがそれぞれ推薦枠を持ってて、
ちょっと優遇されるぐらいのもので結局ほぼガチのレースに参加。
最終選考まで残るが落選。
応募を見てスカートを推薦してくれたe+の人まで、
「私にここまで力がないとは…」と声を落として電話をくれたりしたものです。
その一件でついに心が折れ、今年は応募しなかったのですが、
ミツメ、森は生きている、Homecomings…なんて魅力的なメンツでしょうか。
朝からとても沈んだ気持ちになり、
いつもはパスタスケールなど使わず、多めに茹でる私ですが、
傷心のあまりパスタスケールで100gきちんと計って朝食としました。
悲しみを…悲しみを…乗り越えたいンや…
と鏡に向かってぶつぶつ言ってると家の前に車が止まった。
私は急いで階段を駆け下りたら、部屋に置いてきた電話がなった。
急いで階段を駆け上り息を切らして電話に出た。
「佐川急便ですー。表札が出てないんですが、
澤部さんの家で間違いないでしょうかー」とのこと。
そうですそうです!と家の扉を開けた。
届いた荷物を受け取ろうとしたら、
「外側の段ボールに鳩の糞がついちゃったので、
外側だけこちらで処分します…」と申し訳なさそうに言われた。
いいんだよ、君、気にしないでくれたまえ、中身が重要だよ、
やさしい筆圧でサインをして荷物を受け取った。即開封
中身はblossom dearieの"That's Just The Way I Want To Be"です。
CDになってるものだけど、憧れに憧れ続けたLP。
カチュカサウンズからスカートへのご褒美として購入しました。
さっそく針を降ろすんだけどもう感動しかないわけです。
さっきまでの憂鬱はどこへやら!最高だ!最高!生きる希望しかない!
とか言ってB面終わったら"I Like London In The Rain"のように、
生きる希望もフェイドアウトしていった。
そのまま2時間ほど布団に入るだけの暮らしを過ごすが、
このままではいかんよ!と日記を書き出した、という感じです。