幻燈日記帳

認める・認めない

逃亡が青春



明日締切の作詞の作業に追われに追われて、
途中で相棒見たり、同居人の椅子に座って1時間ほど眠ってみたり、
床にのたうち回ってみたり、大島弓子を読んでみたり、
いろいろやったけどなんとか出来上がった。
同居人に「もう5日くらい歌詞考えてるんですけどね、
全然思いつかないンすよ」と話したのだけど、
後々、ファイル名みて思い出した。
20130718と書いてあったのでまだ2日だった。
この2日はまるで5日のように長く感じる日々だった…
とはお世辞にも言えなく、そういえばプール行ったりしたわ。


作詞で煮詰まったとき、レコードの音源を、
PCに取り込む作業をはじめて、
なおかつ、買ったはいいけど読めてなかった漫画をいくつか読んだ。
取り込んだ音を確認しながら、ゴトウユキコさんの「R-中学生」の最終巻を読む。
最終話にさしかかったところで、音源は田原俊彦の「ラブ・シュプール」が。
筒美京平先生のペンによる軽快かつよくわからない構成の超絶名曲。
ココナッツの矢島さんに教えてもらっていて、
私もニワカなので最近EPのゲットして聴いたらその素晴らしさにシビれた訳です。
女性コーラスとトシちゃんの「愛してる〜」のリフレイン。
そのとき漫画は一番いいシーンに到達していた。
思春期の少年少女がそれぞれの性に回答を出すような、
素晴らしいシーンに若きトシちゃんが「愛してる」と応えてくれている。
そんな気がして涙がこぼれそうになった。