幻燈日記帳

スカート・澤部渡のせつないまいにち

ワルツがきこえる



同居人と「木はどうして食べられないんだ」
「りんごの木とか甘そう」とバカ丸出しの会話をしていたら、
曲が出来そうな気がして、部屋に戻った。
実際にギターを手にしてみたら30分で原型が出来上がってしまった。
リリースが落ち着いて創作に対する熱がこみ上げている!!
という訳ではないのだが、単純にギターを持つ心の余裕は出来た気がする。
その日は眠り、起きてみると腹が減っていたので昼食を食べたい。
一駅先を開拓してみよう、となり、炎天下の下、
自転車を飛ばして見たがなんも下調べをしなかったので、
ラーメン屋しか見つけられなかった。
来た道を戻る途中にあるタイ料理屋に入ると、
同居人がメニューを眺めていた。
笑い合いながら同じテーブルで昼食を摂る。
彼はコンビニ、僕はスーパーに寄ってから帰った。
家に着くタイミングもほぼ同じだった。
部屋に戻り、夕べ書いた曲を整理していく。
2分行かないくらいの短い曲だけど自分の中ではドラマチックなものになった。
整理が終わって"ラララ"で歌ったデモをボイスメモに保存。
気が抜けてしまったのか4時間ぐらい眠ってしまった。
起きると外は真っ暗になっていた。
作詞をしなければならないのだが、なかなかアイデアが出ず、
同居人に「やっぱり木とか森は入れましょうよ」と言われ、
「そうだな」とノートに新曲→森/時計(僕のアイデア)と書いたが、
そのどちらも使われることなく、作詞が午前7時に終了した。
何も思い浮かばなくなって部屋から数冊本を持ってきて、
ぱらぱらみていると同居人が「これいいですね」と言った詩にやられた。
堀口大學さんの「小学生」という詩だった。
はじめて読む訳ではないのだけど、深夜ということもあったのか、
とても新鮮に響いた。まだ書き終わったものを読み返していないので、
これからギターでメロディに当ててみたら、
うまくいかないのかもしれないけれども、
妙な達成感があって気持ちよく眠れた。
朝とはだいぶ疎遠になってしまったが、
昼や夕方とはこれからも仲良くしたいので、
目覚ましを1時に設定して眠りに就いた。寝起きもよろしい。