幻燈日記帳

認める・認めない

ある医師の父性



(自分の中では)比較的早めに起きる。えらいもんでアラームを設定するとその1時間前には目が覚めるようになってきた。起き抜けでスプラトゥーンを少々、食事を摂って仕事をする。最近やっているのはバンドで合わせる曲の譜面を書いたり。何曲分かが終わって時計を見るともう出かける時間だった。
外はひどい雨で、先日履いていた靴も生乾きだった。靴箱から最近履いていなかった靴を引っ張りだして土砂降りの雨の犠牲にする事に。外は長袖を着ていても肌寒く、何もこの時期に体調に揺さぶりをかけてこなくても…といろんなものを呪った。
なんと佐藤幸雄さんが今日のカメラ=万年筆のライヴを見にくるというのでライヴの前にお茶をする事に。同世代だと頭がぴりぴりするぐらいの音楽の話をする機会は意外とすくないな、とアツく話しながら少し考えた。
カメラ=万年筆のイベント「学校の怪談」を観に行った。ストロボカフェに来るのは前回?のカメ万のライヴ以来。久しぶりな気がする。割とギリギリに着いたのでO.A.の演奏は1曲も見れなかった。1組目は森は生きている。新曲の勢いが素晴らしくてとにかく驚いた。ミニ・ヴィブラフォンなんてものがあるんだな…。2組目はなつやすみバンド。CDは持ってるのにライヴを見るのは初めて。みずきさんの16のハイハットすごかった。当たり前の事を言うけど曲がいい……。で、3組目にカメラ=万年筆。優介がリードヴォーカルを取るライヴ、もっと見たい。とんでもなくいい曲が始まった!と思ったら清水くんも「あれはヤバいっす」と言っていた「セシウムさん」という曲だった。すべてのポップスが持つ狂気とやさしさに満ちた曲だ。
アンコールで演奏されたのはムーンライダーズの「帰還〜ただいま〜」のカバーだった。95年、メンバーの武川雅寛がハイジャック事件に巻き込まれた事が背景にある曲だが、「ただいま」という言葉はムーンライダーズ、武川さんを愛している優介らしいメッセージに素直に胸を打たれました。
新作のCDRも買って帰った。まだ聴けていないけど100枚限定のCDRという販売形態はもったいないよ!
帰りは森の面々と一緒に帰った。岡田君、谷口君と音楽の話をしながら電車に揺られる。もっとこういう毎日がいい。