幻燈日記帳

認める・認めない

アリスの恋



ハードコアな気分のところにスプラトゥーンでコテンコテンに負け越す。ウデマエがA-にあがるとやられてすぐB+に落ちる。自分の限界はここなのかもしれない。諦めて部屋の掃除、洗濯などをした。生産的な感じはひとつもない。日々の澱を見つめております。だが仕事は順調だ。新曲もいい感じだし、なんてったってTBSラジオで僕が作ったジングルがかかっている!でもそれはもしかしたらそういうふうに自分に言い聞かせているのかもしれない。こんな気分はまっぴらだ、とパニックハウス加口くんと夕食。先輩風をビュービュー吹かせて自分もようやく大人になった気分です。
先日、アントニオ・ロウレイロを見た帰り道にユウタニグチ(谷口雄/森は生きている)とシブツタデートして借りたDVDを深夜に見る。5本借りたうちの中からどれを観ようか。高校生の頃に深夜放送でやっていてもう一度見てみたくなった「アリスの恋」にした。主人公は夫との死別をきっかけに故郷に帰るべく、シンガーとしての仕事を探して、息子を養おうとするのだけど、なかなか見つからない。ようやくシンガーとしての仕事をみつけ、男に声をかけられた少しあとでディスクに傷があるのかストップしてしまった。何らかの圧力が僕に「昔を慮るな」「感傷だけが感傷ではない」と語りかけてくるようなアクシデントにため息が出た。見れないシーンをスキップしたら彼女はシンガーを諦め、カフェでウェイトレスをしていた。どうして彼女は歌うことを諦めてウェイトレスになったのだろう。一度見ている映画のはずなのに思い出せない。歌は稼ぎにならないのは君だって同じじゃないか。