幻燈日記帳

認める・認めない

ジューシー

ライヴと制作とプロモーションが同時に進行していて生きた気がしなかった時期を抜け、今は制作だけに集中できる〜!最高〜!とか思っていたけれども、時間というのは流れてみないと、何が手元に残ったかがわからないんだな、と実感する。そうです、思考が止まった。マネジャーからの別案件の確認中に何故か心がガッツリ折れて暗い気持ちで蕎麦屋に入ると中島美嘉さんのベスト盤がかかっていた。そばを食べ終わり店の外に出てぐっと体調が悪くなる。これはもしかして…と思っていたものの止まった思考をゆっくりと湯煎で溶かさねばならない、とそのままバスに乗る。吉祥寺まで出て飛び込みでリハスタに入り、新曲CとDのデモを制作。終わる頃には体調のもやもやも消えていて、あれはなんだんだろうか。ともかくドラムの録音をしてこの日は終了。

起きて随分長い間PCに向かう。ベースの調子が悪い。プレイも、機材自体の問題もあり、ベースが一番時間がかかった。休憩と称して青春高校3年C組をリアルタイム見る。最初の中井先生の表情から最後の前川さんの表情まで完璧だった。作業に戻り、簡単にミックスしてメンバー、スタッフに送信。何度か聴き返しているうちにDのミックスをやり直す。更に時間は過ぎて晩飯を食う頃には21時を過ぎていた。早炊きした白米に冷蔵庫にあった鶏ももと中村屋インドカレーのルーをあわせてそのまま米に乗せて食うのだ。チーズもふりかけた。納豆も、生卵も添えた。向き合う気持ちが大切。今はデモを聴き返して成果を確認している。止まっている時はやれることをやるしかない。