作詞が進まないから、と日記を書いて、また作詞に戻ったら突然全部書き上がった。うん。一箇所メロディ優先するか詩を優先するか迷うけど寝たら全部解決してくれるよ、と眠りについた。目が覚めて、解決しているはずなどもちろんなく、とりあえず録音ボタンを押す。そしてメロディ優先、詩優先、フリー演技、フリー演技、といくつか録音していって、いつの間にか生まれていたメロディと詩のどちらも優先させる方法を取った。詩が決まって仮歌いれてスタッフとメンバーに送信。今回は感染症対策としてレコーディングの当日までリハスタとかに入って全体で合わさない方法を取ってみよう、となった。僕の弾き語りのデータを佐久間さんに送って……っていう具合でリレー形式で作る。どうなるかわからないけどやれることをやれる形でやるしかねえ〜〜〜〜
夜は唐揚げあげて胃にダメージ食らうまでたべた。翌日までひっぱる。もう若くない。
胃のダメージをどうにかこうにかごまかすが一日なにもやる気がおきない。2食つづけてうどんを煮て体を労った。そうこうしている間にコロナにまつわる状況が刻一刻と悪くなっていく。こうなるなんて誰だってわかりきってたんじゃないのか、本当にどうしてこうなっちゃったんだ、どうすればこうならなかったのか。どうすればこうならなかったのか!どうすればこうならなかったのか!!というのはコロナのことだけではなく、自分のこと、社会のこと、それぞれ最近よく考えることで、そのたびに大きな感情が胸に押し寄せる。
雁須磨子さんのロジックツリーが面白い。物語がセリフの中にギュッと凝縮されていて読むのにちょっと時間はかかるけどそのぶんドキドキする。かとおもえば下巻の147P(ノンブルついてないページだけど)の街の感じに揺さぶられる。
プリンスの新譜を聴いてて「すごいんだけどこれ英語わかったほうが絶対楽しいやつだな〜」とか思っていたら2019年に"I Feel For You"のデモがリリースされていたと気づく。もう最初から最後まで完璧すぎて気持ちがいくつあっても足りない。私の語彙ではこの興奮を言葉にすることができない。あまりの興奮に2007年にYMOのリメイク版の"RYDEEN"を買って以降買っていなかったけどデータで買った。とにかく何もかもが完璧。すごすぎる。あんまり書くとナイポレ(京都α-STATIONで持たせていただいているプログラム。毎週金曜夜8時だよ!)で喋ることなくなっちゃいそうだけどどれぐらい興奮したかも書き残したくて書いちゃう。
I Feel for You - Acoustic Demo - song by Prince | Spotify
佐久間さんの打ち込みのドラムが入ったトラックを受け取り、ボーイから何パターンかの提案を受け、ここはこうでそこはこういうのもいいじゃないかな〜と言ったところで(この段階でここまでおれの気分が入っちゃっていいのか……レコスタとかであーでもないこーでもない、の感じよりもっと独善的になってしまっているんじゃないか……)とか考え出してしまったが、一旦考えるのをやめた。
街へ出る。取り置きのもろもろを取りに行った。インターネットの暗澹たる雰囲気とは真逆で街は明るかった。子供のころのように何が現実かわからなくなっていく。目が回るような感覚だ。すべての気分にふたをしてユニオンに向かい取り置きを受け取る。Clairoの1stだ。ついでにいくつかのレコードとCDを買った。次の収録のナイポレの選曲テーマにあわせて持っていなかったものもちょっと買ったが、以前Sylvia55のにしのちなみさんと音楽の話をしていたときに教えてもらったPatience & PrudenceのCDが見つかったので購入。本屋に向かう途中、ムーミンのタピオカドリンク屋の前にあるベンチに座る女の子が向かいのセブンイレブンで買ったと思われるスモークタンを食べていた。なんだか知らない景色で私は何を見て何を思ったのかもう自信がない。あの景色はなんだったんだろう。ジュンク堂でpanpanyaさんの新刊、児玉まりあ文学集成の3巻を買う。家に一度帰り、車を出し、スーパーへ買い出し。指ちぎれるほど買い込んで当分また部屋から出なくていい日は出ないつもりだ。いつまでこうすりゃいいんだ。
部屋に帰ってPatience & Prudenceを聴いてみたらとにかく最高。以前に教えてもらったときはSpotifyとかで聴いて1曲目で最高すぎてすぐ止めてしまったのだった。だが今日はちがう!ずっと最高。一番長い曲で2分28秒。これじゃんこれじゃん、と嬉しくなっちゃう。
ぼんやりと何日か書き足し書き足ししてたら長くなっちゃった〜