幻燈日記帳

認める・認めない

びっくり感謝祭

22日

 

どうしてもプリファブ・スプラウトの"Steve McQueen"アコースティック盤が欲しくてレコードストアデイに参加することにした。皆ほしいに違いない。だったら並ぶしかない。と自転車を漕ぐ。先を急ぐその人、この人も"Steve McQueen"がほしい人のように見えてくるが、そんな世の中だったらもっといい世の中になっているはずなのだ。

吉祥寺のユニオンに着き、並んでくじ引き方式で整理券をもらう。整理番号は3番。並んでいる間にアメリカ行きの飛行機と宿を見る。やはりなかなかの額になるのでなかなかクレジットカードが通らず、来月にならないと買えないかもね、なんて話していたのだが、待っている間に試してみたらすんなりと取れてしまって狼狽する。俺は行くのか、アメリカへ。

無事に入店、目当てだったプリファブは買えた。「今すぐKiss Me」と「BELIEVE IN LOVE」も買えた。「今すぐKiss Me」はプロモ盤が存在したから需要あるのもわかるんだけどなぜ「BELIEVE IN LOVE」がアナログになったのだろう。5以降も7インチになるのか、なんてちょっと想像して興奮している。「恋をしようよ Yeah Yeah / Magical Dreamer」とか「会いたくて -Lover soul- / 胸さわぎのAfter School」とかありえるのだろうか……Ⅸはフルでアナログにしてくれたっていいんだよ…… プリファブは入荷の棚に2枚刺さってて、無事に買えて安心していたのだけど、帰り際にもう1周見てみたらまだあった。うむ。しかしNRBQのTOKYOは入荷がなかったそうで慌ててHMVに向かう。するとそちらには普通に面陳になって複数の"Steve McQueen"が並んでいたのであった。そしてTOKYOはこちらも売り切れ。慌てて平澤さんに「吉祥寺はHもユニオンも売り切れ!」と連絡を入れると渋谷のタワーのパイドだったらきっとあるよ、というので向かってみると実際あった。ちゃっかりレコードストアデイを楽しんでしまっている。帰りに更にココナッツに寄り、初期の台風クラブのリプレス盤も購入。これこそ本当の俺のレコードストアデイだ。

帰り道の自転車がこんなにも心地よい。達成感とアメリカ行きの支払いのプレッシャーが交互に押し寄せてくる。

 

23日

街裏ぴんく氏と松本健人くんの3人でクアトロツアーの内容を詰めていく。前日の全体打ち合わせを入れたら6時間近くの打ち合わせを経て、ただただ楽しみでございます。頼む、一生のお願いだから観に来てくれ。

live : スカート オフィシャルサイト

 

27日

作曲のため、吉祥寺のスタジオまで歩いて行く。2ヶ月ほどなるべく歩く、は続いていて、毎日8000歩いたほうがいい、なんて記事読んでそんなんむりっすわ、と折れかけていたが、週に1日1万歩歩けたらいいよね、ぐらいの気持ちになってからはやれているからそのうち痩せちゃうかもしれない。痩せない。しかし我が家から吉祥寺といったら大した距離で、自転車だったら気が楽なのだがたどり着いた頃には疲れ果ててしまい作曲も大した成果を挙げることが出来なかった。丁度いい運動量を見極めるのが難しい。

 

28日

昨日の反省を生かし、自転車で吉祥寺に向かう。翌日に控えたハイドパークミュージックフェスティバルの最終調整を行う。譜面に足りていなかった要素を書き込んだり、コーラスのラインを再び確認したりしていった。なにかとてつもなく大きいものを感じる。