幻燈日記帳

認める・認めない

カミン・ホーム・ベイビー



 部屋でジャズを聴く。今日はボーカルもの。って決めた訳ではないのにボーカルばかり聴いてしまった。ブロッサムはもちろんだけど、今日は久しぶりに聴いたメル・トーメの「Comin' Home Baby」が気分によくあった。大学2年くらいの頃はよく聴いていたけれども、忘れていた訳でもないのだけれども。このレコードは母親が買ってきたものだった。どういう経緯があって出逢ったかはきいていないけれども、若い頃によく酒を飲みながら聴いていた、と言っては「お前にこの素晴らしさがわかるか!?」と解いていたのは僕が中学生の頃だった。先日、部屋で快楽天とCOMIC LOを縛っていて「変態を育ててしまった!変態を!」と言った母だったが、幼稚園の送り迎えでプリンスをかけたり、小学生の僕に遠藤賢司を勧め、中学生の僕にメル・トーメを聴かせ、高校生の頃の僕にブリジット・フォンテーヌを買い与えた母に言われたかないのだよ。
 で、カミン・ホーム・ベイビーだ。この曲はたまに作曲がボブ・ドロウと勘違いされるけれども、作詞がボブ・ドロウなんだ。歌っても良い、曲書かせても良い、ピアノ弾かせても良い、アレンジさせても良い、詩を書いても!なんてヒップ。ボブ・ドロウとサイ・コールマンとデイヴ・フリッシュバーグは永遠の憧れです。
 

 体重計に乗ったらすごい数値が叩きだされた。前代未聞なのでダイエット中です。水と麦茶とゼロカロリーのアップルティーのんでるよ。