幻燈日記帳

認める・認めない

ライブと最近読んで面白かった漫画



 ライブが決定しました。レコードが売れて欲しいので、少しでも人目につくような行動をしなくてはなりません。瞬間芸術と時間芸術の境目でどんな音楽を表現するのか、是非確認しにきてください。
 日取りは12月19日。場所は渋谷のSTAR LOUNGEで、共演はyes, mama ok?というグループと、その名はスペイドというグループです。なんのイベントか、っていいますと、ぼくも編纂に関わって、ライナーノーツも書かせてもらったyes,mama ok?の「CEO」再発記念のレコ発イベントです。サポードメンバーはドラマーが昆虫キッズから佐久間裕太、ベーシストにカメラ=万年筆から佐藤優介を迎えて演奏をしようと思っています。
 14歳の頃にyes,mama ok?を好きになった僕ですが、いつかはCEOを再発したい、いつかはイエママと対バンしたい、いや、むしろいつかはステージで楽器を演奏したい!とそのころから夢に思っていたもんです。CEO再発と、過去のライブ2回でのサポートベーシストとして演奏。来月には全部叶いそうです。全部叶った途端に消えてなくなるんじゃないか、と不安でしかたありませんが、そうも言っていられないので、12月19日のライブはいいものにします。スカートをまだ聴いたことないあなたも、スカートのことはとてもよく知っているあなたも、検索でなぜかここにたどり着いたあなたも、きっといい演奏しますんで、是非観に来てください。いいライブできたら就職します。


 先日、西村ツチカさんの「なかよし団の冒険」という漫画を買いました。すごく面白かった。かわいくて奇妙なので、ぼくのなかではニューウェーブだった。pixivで知った人でしたが、こうして考えてみると、ぼくのバンドのこれから出る「エス・オー・エス」というCDのジャケットを書いてくれたHironakaさんもpixivで知った。(http://www.pixiv.net/member.php?id=1450009)pixivというのは実に面白い。というか絵というのは本当に面白くて、うらやましい。いつもぼくが漫画が描けたら、絵が描けたら、と思うのだけれども、物事を視覚で捉えるのが苦手らしくて、絵はさっぱり描けない。その話はどうでもいい。
 ぼくの好きな先人のミュージシャンたちは、いつも素敵な絵描きさんとともにレコードをつくってきた。THEY MIGHT BE GIANTSにロドニー・グリーン・ブラッド。あがた森魚林静一もしくは鈴木翁二すきすきスウィッチ祖父江慎。PUNGOに八木康夫。今パッと思い出せるのはこのくらいだけれども、音楽と絵の親和性はとても高いと思っている。
 じぶんのレコードのことに話を戻すと、パッケージに少しでもこだわりたかったのは、いつもニューウェーブのことが頭に置いてあるからだろう。ニューウェーブのレコードはどれもパッケージが素敵。それに少しでも近づけたかったのかもしれない。まだデザインはあがってないけれども、素敵なものになりそうです。スカートの「エス・オー・エス」は手でさわって、目でたしかめて、耳できいてね


 http://bridge.shop-pro.jp/?pid=24694131