幻燈日記帳

認める・認めない

keep frozen



シングルのレコーディングに火曜日から本格的に入りました。
現在、ドラム、ベース、ギター、仮歌を録音したところでございます。
簡単にミックスしているところです。
「ストーリー」という曲でして、ライブテイクはこちらから聴けます。
http://soundcloud.com/skirtskirt/story_live
シングルと言っても5曲入る予定なので、正式にはEPでしょうか。
ストーリー、TJNY、ガール、わるふざけ、ハルが入る予定です。
エス・オー・エス収録曲はバンドで録り直します。


コクリコ坂から見てきました。
素晴らしい作品でした。
静かでとても強くて、また見に行きたい。
今でも余韻が残っています。
何回も泣きそうになりながら、
ああ、涙が出てしまった、と思ったら、
映画も終わりました。
僕が今までで一番泣いた映画は、
汚れた顔の天使」なんですが、
あれは泣き終わった頃には映画も終わった。
コクリコ坂は「うっわー」って泣いたらエンドロールが始まって、
なんだろう、この感じ、ってずっと考えても答えが出なくって、
映画館の帰り道、答えを探そうとして聴いた音楽は、
空気公団の音楽でした。
僕に集団とは別の、個人の青春というものがあったとするなら、
それは空気公団の音楽に染み込んでいたものだと思います。
iPodに入っていたのが、空間というイベントの練習風景をおさめた、
カセットテープ音源(レモンを買おう)だけだったのだけど、
雄大にこぎだすペダル、すぐに差し掛かる坂道を下り、
その先をこいでいくちからにするためには、
その音楽は十分過ぎるほど強力で、
一瞬でありもしないあの頃を映画の中と、
坂を下りきっても少しだけ続く傾斜を重ねて見たのでした。