幻燈日記帳

認める・認めない

嘘みたいに輝くそれ

清水の舞台から飛び降りる気持ちでピチカート・ファイヴの7インチボックスを買った。因果なことに8/31に買ったヘッド博士の煽り(だけではない…住民税…国保…年金…)を食らって金欠になってしまっていたため、予約はしていなかったし、現在もバキバキの金欠状態が続いているのだけどミューマガに原稿書いたりしていたもんだからずーっと欲しくてソワソワしていて、こりゃこの気持ちどうにもならない、買うしかないのか、ないのかと思いを巡らせていた。そこで「明日の朝、HMVの開店より早く目が覚めたら行くだけ行ってみよう。売り切れていたら諦めがつくよ」と唱えて布団に入った。そして目を覚ますと時計は開店より前だった。最低8時間は眠らないと眠った気がしない僕が!6時間弱の睡眠で!こりゃもう運命じゃん!ぐらいの浮ついた気持ちでHMVに向かったのだが31にもなって襲ってくる金欠とは一体なんなのか、ということを自問自答。そして思い出す。浪費癖はない、と思いこんでいたけど、あるのだ。

いつもより賑わう開店して間もないHMVに在庫はあった。しかし厚紙のサンプルしか店頭に出ていなく、一気に吹いていた風が止まる。(大好きなスタジオ・ライヴの7インチは予約特典だったな〜、それは付かないんだろうな〜)と思い、それなら無理して買うまでもないよ、生活が第一だよ、と店内を徘徊。新入荷を見て少しずつ心が落ち着いていく。これでよかったんだ。マジドラのシウォンチュさんソロだけを持ってレジに向かった。レジ打ってくれた店員さんに「ピチカート・ファイヴのボックスって特典…付かないですよね?」と訊いたら「つきますよ」とのことだったので食い気味で「買います」と伝えたのでした。ポイントが溜まったからナンバーガールの12インチを500円とかで買えましたよ。来月の僕よ、一緒に頑張ろう。