幻燈日記帳

認める・認めない

パラダイス線に乗って

28日

 

鈴木慶一さんの音楽生活50周年ライヴにゲスト・ヴォーカリストとして参加。同じく参加した45周年から5年も経つのか。あのときはTJNYのリリイベが当日かぶっていて、アンコールのリハを出来ず会場を一旦飛び出して、ぶっつけ本番でアンコールの「Eight Melodies」に参加だったんだけど、優介のアレンジで曲が進行していって、真後ろにいる僕のアイドルでもある、矢部浩志さんと高橋幸宏さんが同時に同じフレーズでフィルイン(優介の指定フレーズ!)を叩いたときはさすがにどうにかなってしまうかと思った。あれから5年!あのときはキャリアを通してぱいもライダーズもビートニクスもコンスパもソロも、というライヴだったけど、今回は『MOTHER』の再現、そして再訪ライヴ。事前にオリジナルのMOTHERと一緒にRevisited版も渡されていて、よくメールを読みもしないでRevisited版でヴォーカルの譜割りを取って行ったのだが26日のリハーサルで「The Paradise Line」の演奏が始まった瞬間にオリジナルで演奏される、と知って今年一番の冷や汗が出た。急いで頭に叩き込み直して、当日のリハーサルでガンガンに譜面を見ながらだけど、歌えて本当に安心する。楽屋では優介とどついたるねんの新曲について話したり、慶一さんとゲームの話で盛り上がったりしたのがなんとも楽しかった。終演後、慶一さんが乾杯の後だったかに「皆さん!音楽をこれからも続けてください!」と大きな声で言ってくださったのがずっと残っている。