幻燈日記帳

認める・認めない

珍妙な仕事。ワクチン接種ぶりに橋本さんにあったし、ティーンエイジ・ファンクラブの取材ぶり?に松永さんにも会えた。雑談できた時間はそれほどなかったからか、家に帰ってあの話すればよかった、この話できたらよかったな、とか思い返す。

 

いやになってもう随分経つのにそれでもまだ「もういやんなっちゃったよ」と口に出して言ってしまう。地獄のような気分の底がまだ見えない。身近なコンサートがいくつも延期や中止になった。この決断には2種類ある。感染状況を顧みての延期や中止。そして演者に感染者が出てしまったための延期や中止。心身のあらゆる面から希望をもってコンサートを組んで、あらゆる対策を取り、当日を迎えよう、と努力してもどうにもならない時が来ていて、もうそれは、本当にどうするべきだったのかな、という答えがでないことしか頭を巡らない。そうしてまた「もういやんなっちゃったよ」と言うのだ。