幻燈日記帳

認める・認めない

感じるスピードくじ

6/4

胃痛はいまだ続いている。消化器科を受診するも異常は見られず。自律神経の問題、と言われ、悪くはなってはいないものの、ここまで良くならないなんてあるのか、絶対なんかあるっしょ、と思い続けてより悪くなっていく、という負のスパイラルの真っ只中にいた。青柳くんの整体も久しぶりに通い始めて気持ちは少しは楽になってきたが、不調は変わらず。月に一度通うことになった消化器科で採血を受ける。過去に10回、血管にアタックしてようやく採血できた奇跡の腕を持つ私に医師が3人がかりでアタックをかけていく。前回、「今回採れた場所を覚えておいてね。次もそこから採るから」と言われていたので、「右腕のこのへん」とおぼえていたので、最初はそこからはじめることになったが、結局採れず。左に移ってもう一箇所。駄目。もう一箇所、普段ならもはや採血などしない偉い先生にまで見てもらう。腕よりも手背の方が痛みは強いが血管が見えやすく、そちらでやろうとするのだが「本当に赤ちゃんみたいな手ですね」と言われ幻に終わる。右腕でもう一度試してみるもこちらも失敗。そこで、検尿のカップに並々注がれた水を2杯飲んでもう一度トライすることになった。待合室で水を飲み干し、呼び出されると手術着のような服を来た先生が新しく参加。椅子ではなく、ベッドに寝かされ無事成功となった。「あまりに悪い数値だったら電話しますんで」と言われ、落ち着かない日々を過ごしているが、5日経って電話がないということはひょっとしてひょっとするのだろうか。そうだといいな。

 

6/7

消化器科の先生にも確認を取ってワクチン打ってもいい、というのでこの日にワクチンの予約をwebで取ったつもりがうまくできていなかったようだ。シティポップレイディオの収録のあと、近くの集団接種会場に向かい、飛び込みで3回目の接種を受けた。モデルナ/モデルナという順番で打ったがここでファイザーと来た。いままで打ったワクチンのなかで一番痛かった。2回目なんて打たれてないんじゃないかと思ってたから針を打たれた途端にギャッとなった。喘息持ちのため、30分の観察経過を経て、ふらつく頭でスーパーを見る。集団接種会場に併設された高級品ばかりのスーパーだ。どうせ数日寝込むんだよ、と自分へのご褒美に高いものをいくつか買ってしまった。ぼんやりするものの、熱もあがらず、でも確実なぼんやりがそこにあり、頭にガムが張り付いているような気持ち。重い左の腕と手首を気にしてあっという間に一日が過ぎた。

 

6/8

翌日、翌々日と寝込む前提だったので仕事をひとつもいれなかった。しかし、予想に反して元気な私だ。曲を作らなきゃならないけどせっかくのオフだ、と漫画を読むわけでもレコードを聴くでもなく、一日じゅうテレビを見て、ゲームをやってぼんやりして過ごした。

 

数日前、日銀総裁の「値上げの許容度は高まっている」という発言をニュースで読んで「こんなことあるかよ」って思って頭に来ていたのだが、数日経ってあの発言が各国の値上げに関するアンケート、日本なら8000人から取ったアンケート(「値上げの後でも他に行かず同じスーパーで買う」という人が他の国に比べて多かったらしい)の数値を見て、の発言だったのではないか、というのを見て、余計にフクザツな気持ちになる。許容したつもりはやはりないのだが、かと言っていつも行ってるふたつのスーパーより安いスーパーを探す努力をしていないのもまた事実だ。しかしいつも行ってるスーパーのひとつはエブリデイ・ロウプライスでおなじみのオーケーストアだ。ろくでもない、でも最悪はここではない、まだまだ底があるんだ、と確認するような毎日であ〜る。

 

6/9

今日も予定を入れていなかったのでずっと荒んでしまっていた部屋の掃除をエイヤッ、とやっていく。溢れたもの、もの、もの。以下略、というやつである。カラオケ行ってバーバラ・セクサロイド歌いてえ〜